
「自分の年収だと、どれくらいの返済額が普通なの?」
「無理のない返済額の目安を知りたい...」
マイホーム購入を検討する時、誰もが気になるのが「他の人はいくら払っているのか」という疑問です。でも、なかなか友人や同僚には聞きづらいデリケートな話題ですよね。
実は、最新の調査データによると、住宅ローンの月々の平均返済額は約11.8万円。しかし、これはあくまで全体の平均値。物件の種類や地域、年収によって大きく異なります。
本記事では、2026年最新の統計データを基に、住宅ローンの返済額に関する「みんなの実態」を詳しく解説します。さらに、あなたに最適な返済額の決め方や、「きつい」と感じないための実践的なアドバイスもご紹介します。
住宅購入は「情報戦」です。平均を知るだけでなく、「あなたにとって最適なローン」や「無理のない資金計画」を立てる専門サービスをうまく活用することが、後悔しないための鍵となります。
住宅ローンの月々の返済額|みんないくら払ってる?

2026年最新!月々の平均返済額は11.8万円
住宅金融支援機構の最新調査(2024年度フラット35利用者調査)によると、住宅ローンの月々の平均返済予定額は11.82万円です。これは年間で約142万円の返済額となります。
また、国土交通省「令和6年度 住宅市場動向調査」でも、注文住宅の年間返済額は平均144.8万円(月約12.1万円)、分譲住宅は129.7万円(月約10.8万円)、中古住宅は106.5万円(月約8.9万円)と報告されています。
ただし、この数字を見て「意外と少ない」「思ったより多い」と感じる方もいるでしょう。それは、この数字があくまで全体の平均値だからです。
月々の返済額の分布
| 返済額 | 割合 | 特徴 |
|---|---|---|
| 5万円未満 | 8.2% | 中古物件・地方在住者が多い |
| 5~8万円 | 22.5% | コンパクトな物件購入者 |
| 8~10万円 | 25.3% | 最も多いボリュームゾーン |
| 10~12万円 | 20.1% | 平均的な返済額 |
| 12~15万円 | 15.8% | 都市部・新築購入者 |
| 15万円以上 | 8.1% | 高額物件購入者 |
ボーナス返済を含めた実態
月々の返済額だけでなく、ボーナス返済を利用している人も多くいます。
ボーナス返済利用率:約40%
ボーナス返済の平均額:年間40~80万円(1回あたり20~40万円)
ボーナス返済の割合:借入総額の20~30%程度
例えば、月々10万円の返済に加えて、ボーナス時に年2回各30万円を返済すると、年間返済額は180万円になります。ボーナス返済を併用すると月々の負担は減りますが、景気や業績に左右されるため、過度に依存しない返済計画が重要です。
物件種別で見る平均返済額の違い

住宅の種類によって、返済額には大きな差があります。国土交通省の「令和6年度住宅市場動向調査報告書」および住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」のデータを基に、詳しく見ていきましょう。
物件種別の月々返済額ランキング
| 順位 | 物件種別 | 月々の返済額 | 年間返済額 | 平均購入価格 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 土地付注文住宅 | 15.1万円 | 181万円 | 5,007万円 |
| 2位 | 新築マンション | 14.8万円 | 178万円 | 5,592万円 |
| 3位 | 建売住宅 | 10.8万円 | 130万円 | 3,712万円 |
| 4位 | 中古マンション | 9.3万円 | 112万円 | 3,246万円 |
| 5位 | 中古戸建 | 8.4万円 | 101万円 | 2,533万円 |
※住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」および国土交通省「令和6年度住宅市場動向調査」を基に作成
なぜ土地付注文住宅の返済額が最も高いのか?
2024年度の最新データでは、土地付注文住宅の返済額が新築マンションを上回り最も高くなっています。これは、土地代の高騰に加え建築資材費の上昇が続いていることが大きな要因です。購入価格は新築マンション(5,592万円)が最も高い一方、土地付注文住宅(5,007万円)は頭金を少なめにして借入額を多くする傾向があり、結果的に月々の返済額が高くなっています。
注目は「注文住宅」
注文住宅は、建売やマンションと異なり、土地探しから設計、建築会社選びまで、すべてを自分で行う必要があります。情報収集と計画性が成功の鍵となります。
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返済額だけで物件を選ぶのではなく、将来の資産価値、維持管理費(マンションの場合)、リフォーム費用(中古の場合)、通勤・通学の利便性なども総合的に考慮しましょう。
年収別|適正な返済額の目安

返済負担率とは?
返済負担率とは、年収に対する年間返済額の割合のことです。この数値が、無理のない返済計画を立てる上で最も重要な指標となります。
返済負担率(%)= 年間返済額 ÷ 年収 × 100
年収別の適正返済額一覧
| 年収 | 理想的な返済負担率(20%) | 一般的な返済負担率(25%) | 上限の返済負担率(30%) |
|---|---|---|---|
| 300万円 | 月5万円 | 月6.3万円 | 月7.5万円 |
| 400万円 | 月6.7万円 | 月8.3万円 | 月10万円 |
| 500万円 | 月8.3万円 | 月10.4万円 | 月12.5万円 |
| 600万円 | 月10万円 | 月12.5万円 | 月15万円 |
| 700万円 | 月11.7万円 | 月14.6万円 | 月17.5万円 |
| 800万円 | 月13.3万円 | 月16.7万円 | 月20万円 |
| 1000万円 | 月16.7万円 | 月20.8万円 | 月25万円 |
実際のみんなの返済負担率は?
住宅金融支援機構の最新調査(2024年度フラット35利用者調査)によると、実際の返済負担率の平均は23.2%です。また、住宅ローン利用者の実態調査(2025年4月調査)では、返済負担率で最も多い層は「15%超~20%以内」の24.3%でした。多くの人が25%以下の水準を目安にしていることがわかります。
融資区分別の平均返済負担率は、土地付注文住宅が26.8%と最も高く、次いで建売住宅、注文住宅の順となっています。
金融機関の審査では「返済負担率35%まで」という基準がありますが、これは上限値です。これは「年収」で計算されるため、税金や社会保険料が引かれる前の金額です。
実際に35%で借りると、手取り収入の40%以上が返済に消えることになり、生活がかなり厳しくなる可能性があります。
推奨:返済負担率は25%以下に抑えることで、余裕のある生活を維持できます。
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上の表はあくまで目安です。「返済負担率25%」といっても、お子様が2人いる家庭と、DINKS(共働き・子なし)世帯では、家計の余裕が全く違います。
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平均借入額と頭金の実態

住宅ローンの平均借入額
2024年度のフラット35利用者調査によると、住宅ローンの平均融資金および所要資金は以下の通りです。
| 物件種別 | 平均融資金(借入額) | 平均所要資金(購入価格) | 融資率 |
|---|---|---|---|
| 土地付注文住宅 | 4,251万円 | 5,007万円 | 84.9% |
| 新築マンション | 4,195万円 | 5,592万円 | 75.0% |
| 建売住宅 | 3,283万円 | 3,712万円 | 88.4% |
| 注文住宅(建物のみ) | 3,080万円 | 3,932万円 | 78.3% |
| 中古マンション | 2,714万円 | 3,246万円 | 83.6% |
| 中古戸建 | 2,118万円 | 2,533万円 | 83.6% |
※住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」を基に作成
頭金(自己資金)の平均額
フラット35利用者全体の平均手持金(頭金)は約486万円(所要資金の約12.6%)です。首都圏では約637万円(14.7%)とやや多め、地方では約376万円(10.7%)とエリアによっても差があります。
フルローンの実態
最近は頭金なしの「フルローン」を利用する人も増えています。住宅ローン利用者の実態調査(2025年4月調査)では、融資率(融資額÷住宅価格)が「90%超~100%以下」の層が26.5%と最も多く、購入価格のほぼ全額をローンで賄う人が増えています。
頭金が少ないと月々の返済額は増えますが、低金利の恩恵を最大限に受けられる、団体信用生命保険(団信)の手厚い保障が受けられるといったメリットもあります。頭金を貯めている間の家賃負担や、住宅ローン控除のメリットも考慮し、総合的に判断することが重要です。
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年齢・返済期間の平均データ

住宅購入時の平均年齢
フラット35利用者の平均年齢は44.5歳(2024年度)で、2017年度以降上昇傾向が続いています。住宅ローン利用者の実態調査(2025年4月調査)では、30代が41.9%で最多、次いで40代(27.2%)、20代(17.6%)となっています。
| 年代 | 割合 | 特徴 |
|---|---|---|
| 20代 | 17.6% | 早期購入派・ペアローン利用率44.0%と高い |
| 30代 | 41.9% | 最多層・子育て世代 |
| 40代 | 27.2% | 買い替え・グレードアップ |
| 50代以上 | 13.3% | 終の棲家・老後準備 |
※住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査」(2025年4月調査)を基に作成
返済期間の平均
住宅ローン利用者の実態調査(2025年4月調査)では、利用した返済期間で最も多いのは「30年超~35年以内」で45.8%。注目すべきは、「35年超~50年以内」の割合が25.5%と前回調査から4.6ポイント増加している点です。不動産価格の高騰を受け、50年ローンが新たなスタンダードとなりつつあります。
完済時年齢の実態
仮に平均購入年齢44.5歳+返済期間35年=完済時年齢79.5歳と計算できます。これは定年退職後もかなり長い期間返済が続くことを意味します。
完済時年齢が75歳を超える現実は、「退職金で一括返済すればいい」という甘い見通しが危険であることを示しています。
老後資金(2,000万円問題など)も準備しつつ、ローンの返済も続く...という二重苦を避けるためにも、購入時の資金計画が極めて重要です。
「自分の場合、老後は大丈夫?」と不安になった方は、FP(ファイナンシャルプランナー)への無料相談で、プロの視点でキャッシュフロー表を作成してもらうことを強く推奨します。
20~30代:長期ローンで月々の負担を軽減。繰り上げ返済を活用し、教育費のピークと定年前に返済を終える計画を。ペアローンや収入合算も積極的に検討しましょう。
40代:完済時年齢を最重要視。頭金を多めに準備するか、返済期間を短縮(例:30年、25年)することを検討。
50代以上:退職金での一括返済を具体的に計画。老後の生活費を圧迫しない借入額に抑える。リバースモーゲージも選択肢に。
地域別の返済額の違い

エリア別の差
国土交通省「令和6年度住宅市場動向調査」のデータから、地域によって住宅価格・返済額に大きな差があることがわかります。
| 地域 | 注文住宅 年間返済額 | 分譲住宅 年間返済額 | 中古住宅 年間返済額 |
|---|---|---|---|
| 首都圏 | 166.9万円(月13.9万円) | 135.7万円(月11.3万円) | 118.3万円(月9.9万円) |
| 中京圏 | 150.8万円(月12.6万円) | 120.4万円(月10.0万円) | 97.0万円(月8.1万円) |
| 近畿圏 | 148.0万円(月12.3万円) | 123.0万円(月10.3万円) | 103.8万円(月8.7万円) |
| 全国平均 | 144.8万円(月12.1万円) | 129.7万円(月10.8万円) | 106.5万円(月8.9万円) |
※国土交通省「令和6年度住宅市場動向調査」を基に作成。注文住宅は全国調査、分譲住宅・中古住宅は三大都市圏調査。
首都圏と他の地域では、注文住宅の年間返済額で約20万円もの差があります。「みんなの平均」よりも、「自分が住むエリアの平均」を参考にすることが重要です。
無理のない返済額の決め方

「みんな」の平均がわかったところで、次は「あなた」にとって無理のない返済額を決めるステップです。
STEP1:現在の家賃から逆算する
最も簡単な方法は、現在支払っている家賃を基準にすることです。
返済可能額 = 現在の家賃 + 住宅購入のための貯蓄額 - 新たに発生する費用
【新たに発生する費用の目安】固定資産税(年10~20万円)、管理費・修繕積立金(マンションの場合:月2~3万円)、火災保険(年2~5万円)
STEP2:手取り収入から計算する
より正確に計算したい場合は、手取り収入を基準にします。年収(額面)ではなく、実際に使える手取り額で計算するのが鉄則です。
| 手取り月収 | 理想的な返済額(手取りの25%) | 上限の返済額(手取りの30%) |
|---|---|---|
| 20万円 | 5万円 | 6万円 |
| 25万円 | 6.3万円 | 7.5万円 |
| 30万円 | 7.5万円 | 9万円 |
| 35万円 | 8.8万円 | 10.5万円 |
| 40万円 | 10万円 | 12万円 |
| 50万円 | 12.5万円 | 15万円 |
STEP3:ライフプランを考慮する
これが最も重要です。STEP1と2で算出した金額は、「現在」支払える額に過ぎません。将来の支出増を見込んで、余裕を持った返済計画を立てましょう。
□ 子どもの教育費(1人あたり1,000~2,000万円)
□ 車の買い替え(10年ごとに200~400万円)
□ リフォーム費用(15年ごとに200~500万円)
□ 老後資金(2,000~3,000万円)
□ 緊急予備資金(生活費6ヶ月分)
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ライフプランの「見える化」が最重要!
これらの将来支出を、現在の収入から逆算して計画を立てるのは至難の業です。「このままローンを組んで、子どもの大学費用は足りる?」「老後破産しない?」
こうした不安を解消するには、お金の専門家(FP)に「キャッシュフロー表」を作成してもらうのが一番の近道です。住宅ローンという「点」ではなく、人生という「線」で最適解を提案してくれます。
- 保険や資産運用、教育資金まで家計全体を無料で相談できる
- 住宅予算・返済計画のアドバイスがもらえる
- 老後資金も含めた長期シミュレーションが可能
年収別返済シミュレーション

実際に年収別で、どれくらいの物件が購入可能か、具体的にシミュレーションしてみましょう。(※2026年4月現在、変動金利の中央値は約0.85%ですが、金利上昇リスクを考慮し、金利1.5%・35年返済・返済負担率25%で計算)
年収400万円のケース
年収:400万円(手取り約320万円)/年齢:32歳/頭金:300万円
シミュレーション結果
| 適正な返済額 | 月8.3万円(返済負担率25%) |
| 借入可能額 | 約2,700万円 |
| 購入可能価格 | 約3,000万円(頭金込み) |
| 返済期間 | 35年 |
| 完済時年齢 | 67歳 |
中古マンションや郊外の建売住宅が現実的です。共働きなら収入合算やペアローンも検討できます。金利条件も含めて比較したいなら、「モゲチェック」で自分に合う住宅ローン候補を整理してみましょう。
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年収600万円のケース
年収:600万円(手取り約460万円)/年齢:35歳/頭金:500万円
シミュレーション結果
| 適正な返済額 | 月12.5万円(返済負担率25%) |
| 借入可能額 | 約4,100万円 |
| 購入可能価格 | 約4,600万円(頭金込み) |
| 返済期間 | 35年 |
| 完済時年齢 | 70歳 |
新築マンションや注文住宅も視野に入る水準です。一方で、完済時年齢が70歳になるため、教育費や老後資金と並行して返済計画を考えることが大切です。注文住宅を検討するなら、「家づくり相談所」で中立的なアドバイスを受けながら、予算内でどこまで実現できるか整理すると進めやすくなります。
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年収800万円のケース
年収:800万円(手取り約600万円)/年齢:38歳/頭金:800万円
シミュレーション結果
| 適正な返済額 | 月16.7万円(返済負担率25%) |
| 借入可能額 | 約5,500万円 |
| 購入可能価格 | 約6,300万円(頭金込み) |
| 返済期間 | 35年 |
| 完済時年齢 | 73歳 |
都心部の新築マンションや、設備・立地にこだわった注文住宅も選択肢に入りやすい水準です。ただし、借入額が大きくなるほど金利変動の影響も大きくなります。「借りられる額」と「安心して返せる額」は別なので、住宅ローン比較と家計全体の確認をセットで進めるのがおすすめです。
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中古マンションや郊外の建売住宅が現実的です。共働きなら収入合算やペアローンも検討できます。金利条件も含めて比較したいなら、モゲチェックでローン候補を整理してみましょう。
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都心部の新築マンションも可能。ただし維持費も考慮し、返済負担率は20%程度に抑える余裕を持ちたいところ。選択肢が多い分、悩みも増えます。住宅ローンの比較は「モゲチェック」で効率よく進め、家計全体の相談はFPへの無料相談を活用するのがおすすめです。




