住宅ローンみんないくら払ってる?【2025年最新】月々の返済額・借入額・年収別の平均データを徹底解説

「住宅ローン、みんな月々いくら払ってるの?」

「自分の年収だと、どれくらいの返済額が普通なの?」

「無理のない返済額の目安を知りたい...」

マイホーム購入を検討する時、誰もが気になるのが「他の人はいくら払っているのか」という疑問です。でも、なかなか友人や同僚には聞きづらいデリケートな話題ですよね。

実は、最新の調査データによると、住宅ローンの月々の平均返済額は約11.7万円。しかし、これはあくまで全体の平均値。物件の種類や地域、年収によって大きく異なります。

本記事では、2025年最新の統計データを基に、住宅ローンの返済額に関する「みんなの実態」を詳しく解説します。さらに、あなたに最適な返済額の決め方や、「きつい」と感じないための実践的なアドバイスもご紹介します。

住宅購入は「情報戦」です。平均を知るだけでなく、「あなたにとって最適なローン」や「無理のない資金計画」を立てる専門サービスをうまく活用することが、後悔しないための鍵となります。

住宅ローンの月々の返済額|みんないくら払ってる?

みんないくら払ってる?

2025年最新!月々の平均返済額は11.7万円

住宅金融支援機構の最新調査(2024年度)によると、住宅ローンの月々の平均返済予定額は11.72万円です。これは年間で約140万円の返済額となります。

ただし、この数字を見て「意外と少ない」「思ったより多い」と感じる方もいるでしょう。それは、この数字があくまで全体の平均値だからです。

月々の返済額の分布

返済額 割合 特徴
5万円未満 8.2% 中古物件・地方在住者が多い
5~8万円 22.5% コンパクトな物件購入者
8~10万円 25.3% 最も多いボリュームゾーン
10~12万円 20.1% 平均的な返済額
12~15万円 15.8% 都市部・新築購入者
15万円以上 8.1% 高額物件購入者

ボーナス返済を含めた実態

月々の返済額だけでなく、ボーナス返済を利用している人も多くいます。

  • ボーナス返済利用率:約40%
  • ボーナス返済の平均額:年間40~80万円(1回あたり20~40万円)
  • ボーナス返済の割合:借入総額の20~30%程度

例えば、月々10万円の返済に加えて、ボーナス時に年2回各30万円を返済すると、年間返済額は180万円になります。ボーナス返済を併用すると月々の負担は減りますが、景気や業績に左右されるため、過度に依存しない返済計画が重要です。

物件種別で見る平均返済額の違い

平均返済額の違い

住宅の種類によって、返済額には大きな差があります。国土交通省の「令和4年度住宅市場動向調査報告書」のデータを基に、詳しく見ていきましょう。

物件種別の月々返済額ランキング

順位 物件種別 月々の返済額 年間返済額 平均購入価格
1位 新築マンション 14.8万円 178万円 5,279万円
2位 注文住宅(土地付き) 14.5万円 174万円 5,436万円
3位 建売住宅 10.6万円 127万円 4,214万円
4V 中古マンション 8.4万円 101万円 3,157万円
5位 中古戸建 8.3万円 100万円 2,959万円

なぜ新築マンションの返済額が最も高いのか?

新築マンションの返済額が高い理由は以下の通りです:

  1. 立地の良さ:駅近・都心部の物件が多い
  2. 設備の充実:最新設備・共用施設が充実
  3. 資産価値:将来の売却を見込める
  4. 購入者層:比較的高収入層が多い

注目は2位「注文住宅」

ランキング2位の「注文住宅」は、購入価格が最も高いにもかかわらず、返済額は新築マンションよりわずかに低くなっています。これは、頭金を多めに入れる、または親からの援助を受けて借入額を調整している層が一定数いることを示唆しています。   注文住宅は、建売やマンションと異なり、土地探しから設計、建築会社選びまで、すべてを自分で行う必要があります。情報収集と計画性が成功の鍵となります。

 

注文住宅を検討し始めた方へ

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物件選びのポイント

返済額だけで物件を選ぶのではなく、以下も考慮しましょう:

  • 将来の資産価値
  • 維持管理費(マンションの場合)
  • リフォーム費用(中古の場合)
  • 通勤・通学の利便性

 

年収別|適正な返済額の目安

正な返済額の目安

返済負担率とは?

返済負担率とは、年収に対する年間返済額の割合のことです。この数値が、無理のない返済計画を立てる上で最も重要な指標となります。

返済負担率(%)= 年間返済額 ÷ 年収 × 100

年収別の適正返済額一覧

年収 理想的な返済負担率 (20%) 一般的な返済負担率 (25%) 上限の返済負担率 (30%)
300万円 月5万円 月6.3万円 月7.5万円
400万円 月6.7万円 月8.3万円 月10万円
500万円 月8.3万円 月10.4万円 月12.5万円
600万円 月10万円 月12.5万円 月15万円
700万円 月11.7万円 月14.6万円 月17.5万円
800万円 月13.3万円 月16.7万円 月20万円
1000万円 月16.7万円 月20.8万円 月25万円

実際のみんなの返済負担率は?

住宅金融支援機構の調査によると、実際の返済負担率の平均は23.4%です。これは、上の表でいう「一般的な返済負担率(25%)」に近く、多くの人がこの水準を目安にしていることがわかります。

  • 注文住宅:25.1%
  • 新築マンション:24.8%
  • 建売住宅:22.5%
  • 中古マンション:19.9%(最も低い)
  • 中古戸建:21.2%
 

注意:返済負担率35%の罠

金融機関の審査では「返済負担率35%まで」という基準がありますが、これは上限値です。これは「年収」で計算されるため、税金や社会保険料が引かれる前の金額です。   実際に35%で借りると、手取り収入の40%以上が返済に消えることになり、生活がかなり厳しくなる可能性があります。   推奨:返済負担率は25%以下に抑えることで、余裕のある生活を維持できます。

あなたの「本当の適正額」を知りたくありませんか?

上の表はあくまで目安です。「返済負担率25%」といっても、お子様が2人いる家庭と、DINKS(共働き・子なし)世帯では、家計の余裕が全く違います。

教育費、老後資金、保険、資産運用…これら全てを考慮した「あなた専用の資金計画」を立てることが失敗しないための鍵です。

「マネードクター」なら、お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に、何度でも無料で家計やライフプランの相談ができます。住宅ローンだけでなく、家計全体を最適化するアドバイスがもらえます。

 

平均借入額と頭金の実態

平均借入額と頭金の実態

住宅ローンの平均借入額

2024年度の調査によると、住宅ローンの平均借入額は以下の通りです:

物件種別 平均借入額 購入価格に対する割合
注文住宅(土地付き) 4,710万円 86.6%
新築マンション 4,520万円 85.6%
建売住宅 3,770万円 89.5%
中古マンション 2,360万円 74.8%
中古戸建 2,130万円 72.0%

頭金(自己資金)の平均額

頭金の平均額と購入価格に対する割合は以下の通りです:

頭金の実態

  • 新築物件:購入価格の15~20%(600~1,000万円)
  • 中古物件:購入価格の25~30%(600~800万円)
  • 全体平均:約880万円

フルローンの実態

最近は頭金なしの「フルローン」を利用する人も増えています:

  • フルローン利用率:約15%
  • 頭金10%未満:約25%
  • 頭金10~20%:約40%(最多)
  • 頭金20%以上:約20%

頭金が少ないと月々の返済額は増えますが、低金利の恩恵を最大限に受けられる、団体信用生命保険(団信)の手厚い保障が受けられるといったメリットもあります。頭金を貯めている間の家賃負担や、住宅ローン控除のメリットも考慮し、総合的に判断することが重要です。

年齢・返済期間の平均データ

年齢・返済期間の平均データ

住宅購入時の平均年齢

住宅ローンを組む人の平均年齢は41.1歳です。年代別の分布は以下の通り:

年代 割合 特徴
20代 11.2% 早期購入派・親の援助あり
30代 38.5% 最多層・子育て世代
40代 26.7% 買い替え・グレードアップ
50代 16.8% 終の棲家・老後準備
60代以上 6.8% リタイア後の住み替え

返済期間の平均

住宅ローンの平均返済期間は32.2年です。物件種別では:

  • 注文住宅(土地付き):34.5年(最長)
  • 新築マンション:32.8年
  • 建売住宅:32.7年
  • 中古マンション:29.7年
  • 中古戸建:26.2年(最短)

完済時年齢の実態

平均購入年齢41歳+平均返済期間32年=完済時年齢73歳   この「73歳」という数字に、ドキッとした方も多いのではないでしょうか。 これは定年退職後も返済が続くことを意味します。実際のデータでも、多くの人が退職後も返済を続けています。

  • 60歳までに完済:18%
  • 65歳までに完済:42%
  • 70歳までに完済:71%
  • 75歳までに完済:89%
  • 80歳までに完済:100%
 

退職後の返済リスクに備えよ

「完済時年齢73歳」という現実は、「退職金で一括返済すればいい」という甘い見通しが危険であることを示しています。   老後資金(2,000万円問題など)も準備しつつ、ローンの返済も続く...という二重苦を避けるためにも、購入時の資金計画が極めて重要です。   「自分の場合、老後は大丈夫?」と不安になった方は、前述のFP無料相談(マネードクター)などで、プロの視点でキャッシュフロー表を作成してもらうことを強く推奨します。

年齢別の住宅購入アドバイス

20~30代:長期ローンで月々の負担を軽減。繰り上げ返済を活用し、教育費のピークと定年前に返済を終える計画を。

40代:完済時年齢を最重要視。頭金を多めに準備するか、返済期間を短縮(例:30年、25年)することを検討。

50代以上:退職金での一括返済を具体的に計画。老後の生活費を圧迫しない借入額に抑える。リバースモーゲージも選択肢に。

 

地域別の返済額の違い

地域別の返済額の違い

三大都市圏vs地方の差

地域によって住宅価格が大きく異なるため、返済額にも差が生じます:

地域 月々の平均返済額 年間返済額 平均購入価格
東京都 16.8万円 202万円 6,230万円
大阪府 13.5万円 162万円 4,980万円
愛知県 12.3万円 148万円 4,520万円
全国平均 11.7万円 140万円 4,280万円
地方都市 9.8万円 118万円 3,540万円

都道府県別ランキング(上位・下位5県)

月々返済額が高い都道府県TOP5

  1. 東京都:16.8万円
  2. 神奈川県:14.2万円
  3. 大阪府:13.5万円
  4. 埼玉県:12.8万円
  5. 千葉県:12.5万円

月々返済額が低い都道府県TOP5

  1. 鳥取県:7.2万円
  2. 島根県:7.5万円
  3. 秋田県:7.8万円
  4. 青森県:8.0万円
  5. 山形県:8.2万円

ご覧の通り、東京都と鳥取県では返済額に2倍以上の開きがあります。「みんなの平均(11.7万円)」よりも、「自分が住むエリアの平均」を参考にすることが重要です。

無理のない返済額の決め方

無理のない返済額

「みんな」の平均がわかったところで、次は「あなた」にとって無理のない返済額を決めるステップです。

STEP1:現在の家賃から逆算する

最も簡単な方法は、現在支払っている家賃を基準にすることです。

計算式

返済可能額 = 現在の家賃 + 住宅購入のための貯蓄額 - 新たに発生する費用

【新たに発生する費用】

  • 固定資産税:年10~20万円
  • 管理費・修繕積立金(マンション):月2~3万円
  • 火災保険:年2~5万円

STEP2:手取り収入から計算する

より正確に計算したい場合は、手取り収入を基準にします。年収(額面)ではなく、実際に使える手取り額で計算するのが鉄則です。

手取り月収 理想的な返済額 (手取りの25%) 上限の返済額 (手取りの30%)
20万円 5万円 6万円
25万円 6.3万円 7.5万円
30万円 7.5万円 9万円
35万円 8.8万円 10.5万円
40万円 10万円 12万円
50万円 12.5万円 15万円

STEP3:ライフプランを考慮する

これが最も重要です。STEP1と2で算出した金額は、「現在」支払える額に過ぎません。将来の支出増を見込んで、余裕を持った返済計画を立てましょう:

チェックリスト

  • □ 子どもの教育費(1人あたり1,000~2,000万円)
  • □ 車の買い替え(10年ごとに200~400万円)
  • □ リフォーム費用(15年ごとに200~500万円)
  • □ 老後資金(2,000~3,000万円)
  • □ 緊急予備資金(生活費6ヶ月分)

 

ライフプランの「見える化」が最重要!

これらの将来支出を、現在の収入から逆算して計画を立てるのは至難の業です。

「このままローンを組んで、子どもの大学費用は足りる?」「老後破産しない?」

こうした不安を解消するには、お金の専門家(FP)に「キャッシュフロー表」を作成してもらうのが一番の近道です。

「マネードクター」では、保険や資産運用、教育資金まで、家計全体のことを無料で相談できます。住宅ローンという「点」ではなく、人生という「線」で最適解を提案してくれます。

 

年収別返済シミュレーション

年収別返済シミュレーション

実際に年収別で、どれくらいの物件が購入可能か、具体的にシミュレーションしてみましょう。(※金利1.8%・35年返済・返済負担率25%で計算)

年収400万円のケース

👤 プロフィール

  • 年収:400万円(手取り約320万円)
  • 年齢:32歳
  • 頭金:300万円

📊 シミュレーション結果

適正な返済額 月8.3万円(返済負担率25%)
借入可能額 約2,400万円
購入可能価格 約2,700万円(頭金込み)
返済期間 35年
完済時年齢 67歳

アドバイス

中古マンションや郊外の建売住宅が現実的。共働きなら収入合算も検討を。

金利が低いローンを選べば、借入可能額は増やせます。「モゲチェック」でAIが提案する最低金利を調べてみましょう。

年収600万円のケース

👤 プロフィール

  • 年収:600万円(手取り約460万円)
  • 年齢:35歳
  • 頭金:500万円

シミュレーション結果

適正な返済額 月12.5万円(返済負担率25%)
借入可能額 約3,600万円
購入可能価格 約4,100万円(頭金込み)
返済期間 35年
完済時年齢 70歳

アドバイス

新築マンションや注文住宅も視野に入ります。完済時年齢が70歳になるため、退職金での繰り上げ返済を計画的に。

注文住宅を検討するなら、「タウンライフ家づくり」で複数の会社から見積もりを取り寄せ、予算内でどこまで実現できるか確認しましょう。

年収800万円のケース

👤 プロフィール

  • 年収:800万円(手取り約600万円)
  • 年齢:38歳
  • 頭金:800万円

シミュレーション結果

適正な返済額 月16.7万円(返済負担率25%)
借入可能額 約4,800万円
購入可能価格 約5,600万円(頭金込み)
返済期間 35年
完済時年齢 73歳

アドバイス

都心部の新築マンションも可能。ただし維持費も考慮し、返済負担率は20%程度に抑える余裕を持ちたいところ。

選択肢が多い分、悩みも増えます。「家づくり相談所」のような中立な専門家に相談し、自分たちの優先順位を整理するのも一手です。

 

住宅ローンを組む際の重要注意点

重要注意点

平均額やシミュレーションを見てきましたが、最後に、ローン契約で失敗しないための重要な注意点を5つ解説します。

1. 借りられる額≠返せる額

最重要項目です。金融機関が「借入可能」と判断した額(年収比率の上限)が、必ずしもあなたにとって「無理なく返済できる額」とは限りません。

よくある失敗パターン

  • 銀行の借入可能額MAXで借りてしまう
  • 現在の収入だけで判断し、将来の教育費増を考慮していない
  • ボーナス返済をあてにしすぎる
  • 金利上昇リスクを軽視している

この失敗を避けるためにも、FPへの無料相談で客観的な「返せる額」を診断してもらうことが有効です。

2. 諸費用を忘れずに

物件価格以外にも、以下の諸費用がかかります。これらもローンに含めることは可能ですが、基本的には現金(頭金とは別)で用意するのが理想です。

費用項目 新築の場合 中古の場合
仲介手数料 なし(建売除く) 物件価格の3%+6万円
登記費用 30~50万円 30~50万円
ローン事務手数料 借入額の2.2% or 定額 借入額の2.2% or 定額
印紙税 2~6万円 2~6万円
火災保険 20~40万円 20~40万円
合計目安 物件価格の5~7% 物件価格の7~10%

3. 金利タイプの選び方

2025年現在、日銀の金融政策変更により、金利環境が歴史的な転換点を迎えています。

金利タイプ別の特徴

金利タイプ 2025年10月現在の相場 メリット デメリット
変動金利 0.3~0.9% 金利が最も低い 金利上昇リスクあり
固定10年 1.2~1.8% 一定期間金利固定 10年後に金利見直し
全期間固定 1.8~2.3% 完済まで金利一定 金利が最も高い

選び方の目安

  • 変動金利向き:余裕資金がある、繰り上げ返済可能、金利動向をチェックできる人
  • 固定金利向き:安定志向、返済額を固定したい、金利上昇が心配な人、教育費のピークが重なる人

 

🔍 最適な住宅ローン、どう探す?

金利タイプも重要ですが、もっと重要なのは「どの金融機関で借りるか」です。

同じ「変動金利」でも、A銀行は0.3%、B銀行は0.8%と、大きな差があります。また、金利が低くても事務手数料が数十万円高い、というケースも。

数百あるローン商品から、あなたにとって「本当にベスト」なローンを見つけ出すのは不可能です。

そこでおすすめなのが、無料の住宅ローン比較サービス「モゲチェック」です。

あなたの情報を一度入力するだけで、AIが最適なローンを提案し、主要銀行の金利を一括で比較できます。

窓口に行く手間が省け、客観的な比較ができるため、総返済額を数百万単位で減らせる可能性もあります。

 

4. 夫婦で組む場合の注意点

共働き夫婦の場合、ペアローンや収入合算という選択肢があります。

方法 特徴 注意点
ペアローン 夫婦それぞれがローンを組む 諸費用が2倍、両方の審査が必要、団信もそれぞれ加入
収入合算(連帯債務) 夫婦の収入を合算して借入 両方が返済義務を負う、団信は主債務者のみ(金融機関による)
収入合算(連帯保証) 片方が主債務者、片方が保証人 住宅ローン控除は主債務者のみ

5. 年齢による借入戦略

20代

  • 長期ローンで月々の負担を軽減
  • 昇給を見込んで繰り上げ返済計画を立てる
  • 親からの援助(住宅取得資金贈与の非課税枠)を活用

30代

  • 子育て費用を考慮した返済計画
  • 教育費のピーク(40代後半)に備える
  • 共働きならペアローンや収入合算も検討

40代

  • 完済時年齢を意識(75歳以下が理想)
  • 退職金での一括返済を計画
  • 返済期間は短めに設定(例:30年)

50代以上

  • 頭金を多めに準備(借入額を減らす)
  • リバースモーゲージも選択肢に
  • 老後の生活費を確保した上で借入

 

後悔しない住宅購入のための「3大」無料活用術

住宅購入は情報戦です。平均データを押さえた上で、「あなた個別の状況」に合わせた最適解を見つける必要があります。   ここでは、検討初期から中期にかけて絶対に活用すべき「無料」サービスを、目的別にランキング形式で紹介します。

モゲチェック(住宅ローン比較)

目的:最適なローンを「効率よく」見つける
住宅ローン選びは、総返済額に数百万の違いを生む最重要ポイントです。モゲチェックは、AIが全国の金融機関からあなたに最適なローンを提案してくれる無料サービスです。
  • メリット1:AIによる最適提案年収や物件価格を入力するだけで、審査に通る可能性が高く、金利が低い「ベスト3」をAIが提案してくれます。
  • メリット2:一括比較の手間削減複数の銀行の窓口を回ったり、Webサイトを一つひとつ確認したりする手間が一切かかりません。
  • メリット3:借り換えにも強い既にローンを組んでいる人も、借り換えでどれだけ得するかを簡単に診断できます。

 

マネードクター(FP無料相談)

目的:家計全体の「お金の不安」を解消する
「本当にこの返済額で大丈夫?」という不安は、ローン単体ではなく家計全体を見ないと解消できません。マネードクターは、お金のプロ(FP)に何度でも無料で相談できるサービスです。
  • メリット1:ライフプランの見える化教育費や老後資金を含めた「キャッシュフロー表」を作成してくれ、漠然とした不安が解消されます。
  • メリット2:家計の総合診断住宅ローンだけでなく、保険の見直しや資産運用(NISA・iDeCo)など、家計全体を最適化するアドバイスがもらえます。
  • メリット3:何度でも無料納得いくまで何度でも無料で相談できるため、「相談料が高そう」という心配がありません。

 

タウンライフ家づくり(注文住宅)

目的:注文住宅の「プランと見積もり」を比較する
注文住宅を検討するなら、複数社の比較が必須です。タウンライフ家づくりは、自宅にいながら複数の優良企業から「間取りプラン」「資金計画書」「土地情報」を無料でもらえるサービスです。
  • メリット1:オリジナルの間取りが届く単なるカタログ請求ではなく、あなたの希望に合わせたオリジナルの間取りプランを作成してくれます。
  • メリット2:一括請求で時短展示場を1軒1軒回る手間を大幅に削減できます。
  • メリット3:中立な相談も可能(家づくり相談所)「まずはプラン比較より、中立な立場で相談したい」という方は、同種のサービスである「家づくり相談所」の利用もおすすめです。

 

よくある質問(Q&A)

Q1. みんな本当に平均通りの金額を払っているの?
A. 平均値はあくまで目安です。実際には、年収や地域、ライフスタイルによって大きく異なります。大切なのは「みんながいくら払っているか」ではなく、「自分が無理なく払える額」を把握することです。

 

Q2. 賃貸と比べてお得なの?

A. 単純な月々の支払い額だけで比較すると、賃貸の方が安い場合も多いです。しかし、住宅購入には以下のメリットがあります:

  • 資産として残る
  • 老後の住居費負担が軽減(完済すれば)
  • 住宅ローン控除などの税制優遇
  • 団体信用生命保険による生命保険効果
  • 自由にリフォーム可能

どちらが「お得」かは、ライフプランによって異なります。こうした比較も、マネードクターのようなFPに相談すると良いでしょう。

 

Q3. 頭金なしでも大丈夫?

A. フルローンも可能ですが、以下のデメリットがあります:

  • 金利が高くなる場合がある(頭金優遇がない)
  • 総返済額が増える
  • 売却時に残債が残るリスク(担保割れ)

理想は物件価格の10~20%の頭金を準備することですが、低金利が続く間は、あえて頭金を少なくして手元資金を投資に回すという戦略もあります。

 

Q4. ボーナス返済は利用すべき?

A. ボーナスが安定している会社員なら検討の価値ありです。ただし:

  • ボーナスカットのリスクを考慮(不安定な業種は避ける)
  • 借入総額の30%以下に抑える
  • 月々の返済だけでも生活できる計画を

 

Q5. 繰り上げ返済はした方がいい?

A. 基本的にはメリットが大きいです(総返済額が減る)。ただし、住宅ローン控除期間中(10~13年)は、控除で戻ってくる税額(ローン残高の0.7%)と、支払う金利を比較して判断しましょう。

金利が0.7%より大幅に低い場合、繰り上げ返済を急がず、手元資金をNISAなどで運用した方が有利になるケースもあります。

 

Q6. 金利が上がったらどうなる?

A. 変動金利の場合、金利が1%上昇すると:

借入額3,000万円(35年) 月々約1.5万円増加
借入額4,000万円(35年) 月々約2万円増加
借入額5,000万円(35年) 月々約2.5万円増加

金利上昇に備えて、返済負担率は余裕を持って設定しましょう。金利上昇が不安な方は、最初から固定金利を選ぶか、金利の低いローンに借り換える準備が必要です。モゲチェックは借り換え先の検討にも最適です。

 

Q7. 注文住宅の会社選び、どうすれば?

A. 住宅展示場を回るのが王道ですが、時間がかかり、営業も受けます。

効率的に進めるなら、まず「タウンライフ家づくり」で複数の会社から間取りと見積もりを無料でもらい、比較検討の土台を作ります。

その上で、「そもそも自分たちに合う会社がわからない」という悩みがあれば、「家づくり相談所」で中立なアドバイザーに相談し、候補を絞ってもらうのが賢い進め方です。

 

まとめ:あなたに最適な返済額を見つけよう

住宅ローンの返済額について、様々なデータをご紹介してきました。最後に、重要なポイントをまとめます。

 押さえておくべき5つのポイント

  1. 平均返済額は月11.7万円
    • ただし物件種別・地域で大きく異なる
    • 新築マンション:14.8万円、中古戸建:8.3万円
  2. 返済負担率は25%以下が理想
    • 全国平均は23.4%
    • 35%は上限値、実際はきつい。手取りの25%を目安に。
  3. 平均借入額は約3,800万円
    • 頭金は購入価格の15~20%が一般的
    • フルローン利用者は約15%
  4. 完済時年齢は平均73歳
    • 購入年齢41歳+返済期間32年
    • 退職後の返済計画が重要
  5. 地域差は最大2倍以上
    • 東京:月16.8万円 vs 地方:月8万円前後
    • 居住地域の相場を確認

最後に:「みんな」ではなく「あなた」基準で

確かに「みんながいくら払っているか」を知ることは、一つの目安として重要です。しかし、最も大切なのは「あなたが無理なく返済できる額」を見極めることです。

平均値に惑わされず、以下の点を考慮して、あなたに最適な返済計画を立てましょう:

  • 現在の収入と将来の収入見込み
  • 家族構成とライフプラン(教育費や老後資金)
  • 金利上昇リスクへの対応力
  • 緊急時の予備資金

住宅購入は人生最大の買い物です。焦らず、じっくりと検討して、後悔のない選択をしてください。

次のステップ(無料サービス活用法)

    1. 家計とライフプランの相談マネードクターで「本当に返せる額」をFPと確認

 

    1. 最適なローンの比較・シミュレーションモゲチェックで「最も金利が低い銀行」をAIで探す

 

  1. 物件(注文住宅)の比較検討タウンライフ家づくりで「間取り・見積もり」を一括請求→ 家づくり相談所で「中立なアドバイス」をもらう

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