
「10年前に住宅ローンを組んだけど、そのままで大丈夫だろうか...」
もしあなたが2010年代前半までに住宅ローンを借りたなら、今すぐ借り換え診断を受けるべきです。なぜなら、当時の金利は今と比べて圧倒的に高く、借り換えるだけで数百万円単位の削減が期待できるからです。
実際の事例を見てください。固定金利1.75%で借りていた方が、変動金利0.389%に借り換えた結果、総返済額が240万円も削減されました。月々の返済額も約1.5万円減り、生活にゆとりが生まれています。
この記事では、「金利が高い時代に借りた人」が、今どれだけ得をするのかを、具体的なシミュレーションでお伝えします。あなたの借入時期と金利を確認しながら、読み進めてください。
なぜ2010年代前半に借りた人は「今すぐ」診断すべきなのか

まず、あなたが借りた当時の金利と、今の金利の差を理解しましょう。この差が、削減効果を生み出します。
住宅ローン金利の歴史:10年でこれだけ下がった
過去15年間の住宅ローン金利の推移を見ると、驚くべき変化が分かります。
| 借入時期 | 当時の変動金利 | 当時の固定金利(10年) | 現在との差 |
|---|---|---|---|
| 2010年 | 1.5〜2.0% | 2.0〜2.5% | 約1.5〜2.0% |
| 2012年 | 1.2〜1.8% | 1.8〜2.3% | 約1.3〜1.8% |
| 2015年 | 0.8〜1.2% | 1.3〜1.8% | 約0.8〜1.3% |
| 2018年 | 0.6〜1.0% | 1.0〜1.5% | 約0.5〜1.0% |
| 2024年(現在) | 0.3〜0.5% | 0.8〜1.3% | - |
2010年に固定金利2.5%で借りた人は、今の変動金利0.389%と比べて約2.1%もの金利差があります。この差が、数百万円の削減を生み出すのです。
「まだ大丈夫」と放置すると、毎月損し続ける
借り換えを検討している間にも、毎月余分な利息を払い続けていることを忘れてはいけません。
- 現在の利息:月約3.1万円
- 0.4%に借り換えた場合の利息:月約0.8万円
- 差額:月約2.3万円→ 1年間放置すると、約28万円の損失
→ 5年間放置すると、約140万円の損失
「そのうちやろう」と先延ばしにするほど、損失は膨らみます。今日が最も早い日なのです。
借り換えの諸費用を考慮しても、圧倒的にプラス
「借り換えには費用がかかるから、損するのでは?」という不安もあるでしょう。しかし、金利差が大きい場合、諸費用を払ってもプラスになります。
- 借り換え諸費用: 残債の2〜3%程度(残債2,500万円なら50〜75万円)
- 削減効果: 金利差1.0%以上なら、200万円以上の削減も珍しくない
- 純利益: 削減効果 − 諸費用 = 100万円以上の利益
諸費用は一時的な出費ですが、削減効果は残りの返済期間ずっと続くのです。
【衝撃の事例】固定1.75%→変動0.389%で240万円削減の現実

実際の借り換え事例を見てみましょう。これは「金利が高い時代に借りた人」の典型的なケースです。
事例の詳細:2015年に借りたAさん(40代)の場合
- 借入額:3,500万円
- 金利:固定1.75%(当時の平均的な固定金利)
- 返済期間:35年
- 月々の返済額:約10.8万円現在の状況(2024年、借入から9年):
- 残債:約3,000万円
- 残存期間:26年
- これまでの総支払額:約1,166万円
- このまま返済を続けた場合の総返済額:約4,536万円
借り換え後(変動0.389%):
- 新金利:0.389%(ネット銀行の最低水準)
- 月々の返済額:約9.3万円(▲約1.5万円)
- 総返済額:約2,898万円
削減効果:
- 総返済額の削減:約240万円
- 月々の削減額:約1.5万円
- 年間の削減額:約18万円
- 諸費用(約80万円)を差し引いても:約160万円の純利益
この事例から分かるのは、金利差が1.36%(1.75%→0.389%)あれば、諸費用を払ってもなお、200万円以上の削減が現実的だということです。
「もっと早く借り換えればよかった」の後悔
Aさんは、実は3年前から借り換えを検討していました。しかし、「面倒だから」と先延ばしにしていたのです。
「3年前に借り換えていれば、月1.5万円×36ヶ月=約54万円も余分に払わずに済んだのに。子どもの塾代や家族旅行に使えたお金を、銀行に払い続けていた。本当にもったいなかった」
あなたも同じ後悔をしないために、今すぐ診断を受けましょう。
あなたの借入時期別:削減可能額シミュレーション
では、あなたの借入時期だと、いくら削減できるのかを見てみましょう。
ケース①:2010年に借りた方(金利2.0%、残債2,500万円)
- 借入時期:2010年
- 当初金利:2.0%(変動金利)
- 残債:約2,500万円
- 残存期間:21年
- 月々の返済:約12.5万円借り換え後(変動0.4%):
- 新金利:0.4%
- 月々の返済:約10.2万円(▲約2.3万円)
- 総返済額の削減:約580万円
- 諸費用(約70万円)を差し引いても:約510万円の純利益
→ 金利差1.6%なら、500万円以上の削減も現実的!
ケース②:2012年に借りた方(固定2.3%、残債3,000万円)
- 借入時期:2012年
- 当初金利:固定2.3%(10年固定、その後変動1.8%)
- 残債:約3,000万円
- 残存期間:23年
- 月々の返済:約13.2万円借り換え後(変動0.389%):
- 新金利:0.389%
- 月々の返済:約10.6万円(▲約2.6万円)
- 総返済額の削減:約716万円
- 諸費用(約80万円)を差し引いても:約636万円の純利益
→ 固定金利から変動金利への借り換えは、削減効果が特に大きい
ケース③:2015年に借りた方(固定1.5%、残債2,800万円)
- 借入時期:2015年
- 当初金利:固定1.5%(10年固定)
- 残債:約2,800万円
- 残存期間:26年
- 月々の返済:約10.3万円借り換え後(変動0.4%):
- 新金利:0.4%
- 月々の返済:約9.0万円(▲約1.3万円)
- 総返済額の削減:約405万円
- 諸費用(約75万円)を差し引いても:約330万円の純利益
→ 金利差1.1%でも、300万円以上の削減が可能
ケース④:2018年に借りた方(変動1.0%、残債3,200万円)
- 借入時期:2018年
- 当初金利:変動1.0%
- 残債:約3,200万円
- 残存期間:29年
- 月々の返済:約10.7万円借り換え後(変動0.389%):
- 新金利:0.389%
- 月々の返済:約9.8万円(▲約0.9万円)
- 総返済額の削減:約313万円
- 諸費用(約85万円)を差し引いても:約228万円の純利益
→ 金利差0.6%でも、200万円以上の削減が狙える
これらのシミュレーションから分かるのは、金利差が0.5%以上あれば、借り換えを検討する価値が十分にあるということです。
借り換えで失敗しないための3つの判断基準

借り換えは効果が大きい一方で、全員が得をするわけではありません。以下の基準で判断しましょう。
判断基準①:金利差が0.5%以上あるか
一般的に、金利差が0.5%以上なら、借り換えの効果があるとされています。
- 金利差1.5%以上: 確実に借り換えすべき(500万円以上の削減も)
- 金利差1.0〜1.5%: 借り換えを強く推奨(200〜500万円の削減)
- 金利差0.5〜1.0%: 借り換えを検討すべき(100〜200万円の削減)
- 金利差0.3〜0.5%: 残債・残存期間次第で判断
- 金利差0.3%未満: 借り換えメリットは薄い
2010年代前半に借りた方の多くが、金利差1.0%以上に該当するため、借り換えの効果が非常に高いのです。
判断基準②:残債が1,000万円以上あるか
借り換えには諸費用(残債の2〜3%)がかかります。残債が少ないと、諸費用が削減効果を上回ることがあります。
- 残債2,500万円以上: 借り換え効果が大きい
- 残債1,500〜2,500万円: 金利差次第で十分な効果
- 残債1,000〜1,500万円: 金利差が大きければ検討
- 残債1,000万円未満: 借り換えメリットは薄い
判断基準③:残存期間が10年以上あるか
残存期間が長いほど、金利差の累積効果が大きくなります。
- 残存期間20年以上: 借り換え効果が最大
- 残存期間15〜20年: 金利差次第で大きな効果
- 残存期間10〜15年: 金利差が大きければ検討
- 残存期間10年未満: 借り換えメリットは限定的
- 残債:2,000〜3,000万円台
- 残存期間:20〜30年
- 金利差:1.0〜2.0%→ 3つの基準を全て満たす「借り換え最適ゾーン」
変動金利への借り換えは本当に安全なのか
「変動金利は金利が上がるリスクがあるのでは?」という不安もあるでしょう。この点について解説します。
変動金利のリスクと対策
変動金利には、将来金利が上昇するリスクがあります。しかし、以下の理由で、リスクは限定的です。
- 金利上昇は緩やか: 日本では急激な金利上昇は起きにくい(過去のデータから)
- 5年ルール: 5年間は返済額が変わらない(金利が上がっても、元本と利息の比率が変わるだけ)
- 125%ルール: 返済額が増える場合でも、最大で従来の125%まで(急激な負担増を防ぐ)
- 固定金利へ変更可能: 金利上昇が心配なら、途中で固定金利に切り替えられる
「金利が何%まで上がったら損するか」を計算しておく
借り換え時に、シミュレーションをしておくことが重要です。
計算例(固定1.75%→変動0.389%に借り換えた場合):
- 金利差:1.361%
- 削減効果:240万円
- 諸費用:80万円
- 純利益:160万円
何年後に、金利が何%まで上がったら損するか?
- 5年以内に1.5%まで上昇:まだプラス
- 10年以内に2.0%まで上昇:トントン
- 15年以内に2.5%まで上昇:やや損
→ 10年以内に2.0%まで上がらなければ、借り換えは得
現在の日本経済を考えると、10年以内に金利が2.0%まで上昇する可能性は低いため、変動金利へのリスクは限定的と言えます。
リスクが心配なら「固定金利」への借り換えも選択肢
どうしても変動金利が不安なら、低い固定金利に借り換えるという選択肢もあります。
- 現在の固定金利(10年):0.8〜1.3%
- 固定2.3%から固定1.0%に借り換えるだけでも、大幅な削減効果
- 金利上昇リスクをゼロにできる安心感
モゲチェックなら、変動金利と固定金利の両方をシミュレーションできるため、リスク許容度に合わせて選べます。
モゲチェックで「あなたの場合の削減額」を5分で診断

ここまで読んで、「自分の場合は本当にいくら削減できるのか?」と思ったはずです。その答えは、モゲチェックの無料診断で分かります。
モゲチェックが選ばれる3つの理由
理由①:複数銀行の金利を一括比較できる
- メガバンク、地方銀行、ネット銀行の中から最低金利を提示
- 「あなたの場合、◯◯銀行の変動0.389%が最適」と具体的に提案→ 1社ずつ問い合わせる手間が不要
理由②:削減額が「見える化」される
- 「月々◯万円削減」「総額◯◯万円削減」と数字で表示
- 諸費用も含めた純削減額が分かる
- グラフで分かりやすく表示
これにより、「本当に得なのか」が一目で分かるため、安心して判断できます。
理由③:審査に通りやすい銀行を提案してくれる
銀行によって、審査基準が異なります。モゲチェックは、あなたの年収・勤務先・健康状態などから、審査に通りやすい銀行を提案してくれるため、無駄な審査を避けられます。
よくある質問Q&A
まとめ:金利が高い時代に借りた人は、今が最大のチャンス
2010年代前半までに住宅ローンを借りた方は、今が人生で最も大きな家計改善のチャンスです。
この記事の要点をまとめます。
- 金利差が圧倒的: 当時の金利(1.5〜2.5%)と今の金利(0.3〜0.5%)の差は1.0〜2.0%
- 200〜500万円の削減も現実的: 固定1.75%→変動0.389%なら240万円削減の事例も
- 放置するほど損失が膨らむ: 1年で数十万円、5年で100万円以上の損失
- 諸費用を払ってもプラス: 金利差1.0%以上なら、純利益100万円以上も
- モゲチェックで最適プラン: 5分で複数銀行を比較、削減額が見える化
食費や光熱費を節約しても、月数千円の効果です。しかし、住宅ローンの借り換えなら、月1〜3万円、総額で200〜500万円の削減も可能です。この差は、あなたの人生を大きく変える金額です。
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