
「夜中に突然、天井からポタポタと水が…」「台風の夜に雨漏りが始まって、バケツでは間に合わない!」
雨漏りは、なぜか夜間や休日、台風などの悪天候時に発覚することが多いものです。明日まで待てればいいのですが、ひどい雨漏りの場合、家財が濡れたり、床が水浸しになったり、一刻を争う事態になることも。
本記事では、夜間に雨漏りが発生した際の正しい応急処置と、深夜でも対応してくれる信頼できる業者の選び方、さらに修理費用を大幅に抑えられる火災保険の活用方法まで徹底解説します。
この記事でわかること
- 夜間に雨漏りが発生する主な原因
- 今すぐできる応急処置の方法
- 深夜でも業者を呼ぶべき危険なケース
- 24時間対応の信頼できる業者の選び方
- 雨漏り修理に火災保険が使える条件
- 費用相場と悪質業者の見分け方
なぜ雨漏りは夜間に発覚することが多いのか?

雨漏りが夜間に発覚しやすいのには、実は理由があります。
理由①:夜間の大雨・台風で雨量が増加
日中は小雨でも、夜間に雨が強まるケースは多く、特に台風や梅雨前線による大雨は夜間に集中しがちです。雨量が増えることで、普段は目立たなかった屋根や外壁の小さな亀裂から水が侵入し、雨漏りとして表面化します。
理由②:静かな夜だから「ポタポタ」に気づきやすい
日中は生活音で気づかなくても、静かな夜間だと天井から落ちる水滴の音が目立つため、雨漏りに気づきやすくなります。寝室で天井のシミに気づいたり、夜中にトイレに起きた際に廊下の水溜まりを発見したりするケースが多いです。
理由③:経年劣化が限界に達したタイミング
屋根材や防水層の劣化は徐々に進行します。ある日突然、防水機能が限界を迎えて雨漏りが始まるのです。それがたまたま夜間の雨だった、というケースも少なくありません。
夜間に雨漏りが発生する主な原因

雨漏りの原因を知ることで、応急処置や業者への説明がスムーズになります。
原因①:屋根の劣化・破損
最も多い雨漏りの原因が屋根の問題です。
- 瓦のズレ・割れ:台風や地震で瓦がずれたり割れたりする
- スレート屋根のひび割れ:経年劣化で表面にクラックが発生
- 棟板金の浮き・釘の抜け:風で棟板金が浮いて隙間ができる
- 防水シートの劣化:屋根材の下の防水層が劣化して水が浸入
特に築10年以上の住宅は、屋根材の劣化が進んでいる可能性が高いです。
原因②:外壁のクラック・コーキングの劣化
外壁からの雨漏りも意外と多いです。
- 外壁のひび割れ(クラック):0.3mm以上のクラックは要注意
- サッシ周りのコーキング劣化:窓枠と外壁の隙間から浸水
- 換気口周辺の隙間:換気扇やエアコンの配管周りから侵入
横殴りの雨の時に特に雨漏りしやすいのが、外壁からの浸水の特徴です。
原因③:ベランダ・バルコニーの防水層劣化
- 防水層のひび割れ・剥がれ:ベランダ床の防水が劣化
- 排水口の詰まり:落ち葉やゴミで水が溜まり、オーバーフロー
- 手すり・笠木の隙間:手すりの取り付け部から浸水
ベランダ下の部屋(1階など)の天井が濡れている場合は、この原因が疑われます。
原因④:雨樋の詰まり・破損
- 雨樋の詰まり:落ち葉やゴミで水が溢れる
- 雨樋の破損・外れ:接続部が外れて雨水が壁を伝う
- 雨樋の勾配不良:水が溜まって逆流する
雨樋が正常に機能しないと、大量の雨水が外壁を伝って建物内部に浸入します。
【応急処置】夜間の雨漏り、今すぐできる対処法

業者が来るまでの間、被害を最小限に抑えるための応急処置をご紹介します。
慌てず、順番に対処していきましょう。安全第一で行動してください。
ステップ①:雨漏り箇所の特定と写真撮影
- 雨漏りしている場所を確認:天井、壁、窓周りなど
- スマホで写真を撮る:火災保険申請や業者への説明に必要
- 複数箇所ある場合は全て記録:見落としがないように
写真は火災保険の申請時に重要な証拠になりますので、必ず撮影しておきましょう。
ステップ②:家財を安全な場所へ移動
- 濡れると困る家具・家電を移動する
- カーペット・布製品も濡れる前に避難させる
- 移動できない場合はビニールシートで覆う
ステップ③:バケツや洗面器で水を受ける
基本中の基本ですが、最も効果的な応急処置です。
- 深めの容器を用意:バケツ、洗面器、鍋など
- 床に新聞紙やタオルを敷く:水しぶきで床が濡れるのを防ぐ
- 容器の中にタオルを入れる:水滴の音と水しぶきを抑える
- 定期的に水を捨てる:溢れないように注意
ステップ④:吸水シート・タオルで水を吸収
すでに床や壁が濡れている場合:
- 吸水性の高いタオルで拭く:すぐに乾いたタオルに交換
- ペット用シーツを活用:吸水力が高くて便利
- 扇風機やサーキュレーターで乾燥:カビ防止のため
ステップ⑤:ブルーシートで雨水の侵入を防ぐ(可能な場合のみ)
※屋根に上るのは大変危険です。無理は絶対にしないでください。
安全に実施できる場合のみ:
- ベランダの場合:ブルーシートで雨漏り箇所を覆う
- 窓からの浸水の場合:窓枠の隙間にタオルを詰める
- 外壁のクラックの場合:防水テープで一時的に塞ぐ
ただし、これらはあくまで一時的な対処です。根本的な修理は必ず専門業者に依頼しましょう。
- 夜間に屋根に上る(転落の危険・暗くて見えない)
- 濡れた床で慌てて走る(転倒の危険)
- 電気系統が濡れている場合に触る(感電の危険)
- 天井を突いて穴を開ける(被害拡大)
- 応急処置だけで放置する(カビ・腐食が進行)
安全第一で、無理な作業は絶対にしないでください。
深夜でも今すぐ業者を呼ぶべき緊急ケース

以下のような症状がある場合は、深夜や早朝でも迷わず業者に連絡すべきです。
【危険度★★★】即座に業者連絡が必要
- 天井から大量の水が滴り落ちる:バケツでは間に合わないレベル
- 天井が膨らんでいる・たわんでいる:天井が落ちる危険性
- 壁や床が水浸しになっている:床下浸水や漏電の危険
- 電気設備の近くが濡れている:漏電・火災の危険
- 2階から1階に水が染み出している:構造体への深刻なダメージ
これらの場合、建物の構造や電気系統に重大な影響が出る可能性があります。
【危険度★★】早朝には連絡すべきケース
- 複数箇所から雨漏りしている:屋根全体の劣化が疑われる
- 雨漏りが止まらない:防水層が完全に破れている可能性
- 寝室や居室が使えない:生活に支障が出ている
- 天井にシミが急速に広がっている:大量の水が溜まっている
【危険度★】翌営業日の対応でも可能なケース
- ポタポタと少量の雨漏り:バケツで受けられる程度
- 雨が止んだら雨漏りも止まった:応急処置で対応可能
- 生活に支障がない場所:物置や玄関など
ただし、放置すると確実に悪化するため、できるだけ早く業者に相談しましょう。
深夜対応可能な雨漏り修理業者の選び方【5つのポイント】

夜間や深夜に業者を探す際、慌てて悪質業者に依頼してしまうリスクがあります。以下のポイントを押さえて、信頼できる業者を選びましょう。
ポイント①:24時間365日対応を明記しているか
「24時間受付」と「24時間対応」は違います。
| 表記 | 意味 |
|---|---|
| 24時間受付 | 電話やメールは受け付けるが、実際の対応は翌日以降 |
| 24時間対応 | 深夜でも実際に駆けつけて応急処置・修理が可能 |
「深夜緊急対応」「夜間駆けつけ可能」と明記されている業者を選びましょう。
ポイント②:料金体系が明確か
深夜対応の場合、以下のような料金が発生します。
| 料金項目 | 相場 | 備考 |
|---|---|---|
| 出張費 | 5,000円〜15,000円 | 地域により変動 |
| 深夜割増料金 | +30%〜50% | 22時〜翌6時など |
| 応急処置費用 | 10,000円〜50,000円 | ブルーシート養生など |
事前に総額を確認し、見積もりを取ってから作業を依頼することが重要です。
ポイント③:実績と口コミの確認
- 創業年数:10年以上営業している業者は信頼性が高い
- 施工実績数:年間何件の雨漏り修理実績があるか
- Googleレビュー:星4つ以上、レビュー数50件以上が目安
- 有資格者の在籍:雨漏り診断士、建築板金技能士など
ポイント④:保証制度の有無
雨漏り修理は、一度直してもまた雨漏りするケースがあります。
- 工事保証:施工後の不具合に対する保証(1〜10年)
- アフターフォロー:修理後の点検サービス
- 保証範囲:どこまでが保証対象か明確か
最低でも1年以上の保証がある業者を選びましょう。
ポイント⑤:複数業者から見積もりを取る
深夜の緊急時でも、可能であれば2〜3社から見積もりを取ることをおすすめします。
- 料金の相場感が分かる
- 不当な高額請求を避けられる
- 対応の質を比較できる
一括見積もりサービスを使えば、複数社に同時に連絡できて便利です。
【厳選】深夜対応可能な信頼できる雨漏り修理業者
ここでは、24時間対応で実績豊富な業者をご紹介します。深夜のトラブルでも安心して依頼できる業者を厳選しました。
雨漏り修理110番
【雨漏り修理110番の特徴】
- 24時間365日対応:深夜・早朝でも電話で相談可能
- 全国対応:日本全国どこでも対応可能
- 部分修理で低価格:必要な部分だけ修理するから無駄がない
- 現地調査無料:出張費・見積もり無料(※一部地域除く)
- 東証上場企業運営:シェアリングテクノロジー株式会社が運営
- 累計210万件以上の実績:お客様満足度98%以上
【料金例】
- 屋根の葺き替え:要見積もり
- 外壁補修:要見積もり
※深夜対応の場合、別途割増料金が発生する場合があります。
※出張費・見積もり無料(作業前のキャンセルOK)
【こんな方におすすめ】
- 深夜に雨漏りが発生して、今すぐ対応してほしい
- 全国チェーンの信頼できる業者に依頼したい
- まずは無料で現地調査・見積もりをしてほしい
- 部分修理で費用を抑えたい
- 東証上場企業の安心感がほしい
【深夜対応の流れ】
- 24時間受付の電話またはWEBフォームから連絡
- 状況をヒアリング・緊急度を判断
- 最短即日で現地調査(深夜対応可能)
- その場で見積もり提示
- 納得できれば応急処置・修理開始
深夜の緊急雨漏りには、まず雨漏り修理110番に相談することをおすすめします。
タウンライフリフォーム
【タウンライフリフォームの特徴】
- 完全無料:見積もり・プラン作成すべて無料
- 一括見積もり:複数社から同時に見積もりを取得できる
- 厳選された優良業者:全国670社以上の審査済み業者
- 匿名で比較可能:個人情報を業者に渡す前に比較できる
- リフォームプラン提案:具体的なリフォームプランも無料作成
- アフターサポート充実:工事後のトラブルもサポート
【こんな方におすすめ】
- 複数の業者を比較して最安値で修理したい
- 応急処置後、しっかりとした本格修理を検討している
- 屋根全体のリフォームも視野に入れている
- 地元の優良業者を探したい
- 悪質業者を避けて安心して依頼したい
【利用の流れ】
- WEBフォームから雨漏りの状況を入力(3分)
- 複数の地元業者から見積もりが届く
- 料金・プラン・対応を比較検討
- 最適な業者を選んで正式依頼
- 修理・リフォーム実施
【タウンライフリフォームの活用ポイント】
深夜の応急処置は雨漏り修理110番、翌日以降の本格修理の相見積もりはタウンライフリフォームという使い分けが賢い方法です。
複数社から見積もりを取ることで、適正価格が分かり、20〜30%も費用を抑えられるケースもあります。
💡 業者選びのワンポイントアドバイス
深夜の緊急対応と翌日以降の本格修理は、別の業者でもOKです。
深夜はまず24時間対応の雨漏り修理110番で応急処置をしてもらい、落ち着いてからタウンライフリフォームで複数社比較して本格修理を依頼するのが賢い選択です。
応急処置だけなら数万円、本格修理は数十万円になることもあるため、本格修理こそ相見積もりが重要です。
雨漏り修理の費用相場【箇所別・工事別】

雨漏り修理の費用は、原因箇所と修理方法によって大きく変わります。
応急処置の費用相場
| 応急処置内容 | 費用相場 |
|---|---|
| ブルーシート養生 | 30,000円〜50,000円 |
| 防水テープ補修 | 10,000円〜30,000円 |
| コーキング補修 | 5,000円〜20,000円 |
※深夜対応の場合、30〜50%の割増料金が発生します。
部分修理の費用相場
| 修理箇所 | 費用相場 |
|---|---|
| 瓦の差し替え(1〜3枚) | 10,000円〜30,000円 |
| スレート屋根の部分補修 | 30,000円〜100,000円 |
| 棟板金の交換 | 50,000円〜200,000円 |
| 外壁のクラック補修 | 30,000円〜100,000円 |
| 窓サッシ周りのコーキング | 20,000円〜50,000円 |
| ベランダ防水補修 | 100,000円〜300,000円 |
| 雨樋の清掃・修理 | 10,000円〜50,000円 |
大規模修理の費用相場
| 工事内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 屋根塗装 | 300,000円〜600,000円 |
| 屋根カバー工法 | 500,000円〜1,200,000円 |
| 屋根葺き替え | 800,000円〜2,000,000円 |
| 外壁塗装 | 600,000円〜1,500,000円 |
部分修理で済むか、大規模修理が必要かで費用が10倍以上変わるため、早期発見・早期対処が重要です。
【朗報】雨漏り修理に火災保険が使える!自己負担0円の可能性も

実は、雨漏り修理の多くは火災保険の補償対象になります。条件を満たせば、修理費用が全額保険でまかなえるケースも少なくありません。
火災保険が適用される条件
火災保険が使えるのは、自然災害による被害の場合です。
✅ 火災保険が使えるケース
- 台風・強風による被害:瓦が飛んだ、棟板金が剥がれた
- 豪雨・雹(ひょう)による被害:屋根が破損した
- 雪害による被害:積雪で屋根が傷んだ
- 落雷による被害:雷で屋根材が損傷した
❌ 火災保険が使えないケース
- 経年劣化:長年の劣化による雨漏り
- 施工不良:建築時の手抜き工事
- メンテナンス不足:放置していた劣化
- 被害から3年以上経過:請求期限が過ぎている
火災保険申請の流れ
- 保険会社に連絡:雨漏りが発生したことを報告
- 必要書類の準備:
- 保険金請求書(保険会社から送付)
- 被害状況の写真
- 修理見積書
- 罹災証明書(必要に応じて)
- 保険会社の調査:保険会社の鑑定人が現地調査
- 保険金額の決定:補償額が確定
- 修理実施:業者に修理を依頼
- 保険金の受け取り:修理完了後、保険金が振り込まれる
火災保険申請のポイント
- 被害が分かったらすぐに写真を撮る:修理前の状態が重要
- 複数箇所まとめて申請:雨樋や外壁も同時にチェック
- 保険申請サポート業者を活用:申請手続きを代行してくれる
- 台風や大雨の直後は特にチャンス:原因が明確
「火災保険で無料修理できます」と営業してくる業者の中には、以下のような悪質業者もいます:
- わざと屋根を壊して被害を大きく見せる
- 保険金を先に受け取らせて高額な手数料を請求
- 虚偽の申請をさせて保険金詐欺に加担させる
信頼できる業者に依頼し、正当な申請を行いましょう。
夜間の雨漏りトラブルを防ぐ!日頃からできる予防策

雨漏りは予防が最も重要です。定期的なメンテナンスで、夜間の突然のトラブルを防ぎましょう。
年1回の専門業者による点検
- 屋根・外壁の点検:プロの目で劣化箇所をチェック
- 点検費用:10,000円〜30,000円
- 点検時期:梅雨前(5月)または台風前(8月)がおすすめ
年1回の点検で、大規模修理を未然に防げることがよくあります。
自分でできる定期チェック(3ヶ月に1回)
- 雨樋の確認:詰まりや破損がないか目視チェック
- 外壁のクラック確認:0.3mm以上のひび割れは要注意
- 屋根の目視確認:地上から双眼鏡で瓦のズレをチェック
- ベランダの排水確認:水を流して排水がスムーズか確認
- 室内の天井・壁チェック:シミや変色がないか確認
台風・大雨の前後にすべきこと
【台風前】
- 雨樋の掃除(落ち葉・ゴミを除去)
- 飛びそうな物を固定・撤去
- 窓・サッシの隙間をチェック
- バケツや吸水タオルを準備
【台風後】
- 屋根・外壁の目視点検
- 雨漏りの痕跡がないか室内確認
- 異常があればすぐに業者に連絡
- 写真を撮影(保険申請に備える)
築年数別のメンテナンス目安
| 築年数 | 推奨メンテナンス |
|---|---|
| 築5〜7年 | 外壁・屋根の点検、コーキングの補修 |
| 築10〜12年 | 外壁・屋根の塗装、防水工事 |
| 築15年以上 | 屋根の葺き替え検討、大規模リフォーム |
築10年を超えたら要注意です。定期的な点検とメンテナンスで、突然の雨漏りを防ぎましょう。
よくある質問(Q&A)
A. 以下のような危険な症状がある場合は、深夜でも今すぐ業者を呼ぶべきです:
- 天井から大量の水が滴り落ちる
- 天井が膨らんでいる・たわんでいる
- 壁や床が水浸しになっている
- 電気設備の近くが濡れている
これらの症状がない場合は、応急処置をして翌朝に連絡でも大丈夫です。バケツで水を受け、家財を移動させるなどの対処を行いましょう。
A. 一般的に、深夜や休日の対応には通常料金の30〜50%程度の割増料金が発生します。
例えば、通常30,000円の応急処置が深夜だと39,000円〜45,000円になる計算です。出張費も別途5,000円〜15,000円かかることがあります。
ただし、緊急性が高い場合は躊躇せず依頼すべきです。放置して被害が拡大すると、結果的に修理費用が高額になります。
A. 基本的に、経年劣化や自然災害による雨漏りは大家さん(貸主)の負担です。
ただし、入居者の過失(窓を開けっぱなしで外出など)による被害は入居者負担になることがあります。
深夜に雨漏りが発生した場合の対応:
- まず応急処置:バケツで水を受ける、家財を移動
- 写真を撮影:被害状況の記録
- 管理会社・大家さんに連絡:翌朝一番で報告
- 指示を待つ:勝手に業者を呼ぶと費用負担の問題に
緊急性が非常に高い場合は、管理会社の緊急連絡先に深夜でも連絡しましょう。
A. 以下の手順で確認できます:
- 保険証券を確認:「風災補償」「水災補償」が含まれているか
- 保険会社に電話:雨漏りの状況を説明して適用可能か確認
- 業者に相談:保険申請サポートのある業者に相談
多くの火災保険には風災補償が含まれているため、台風や強風による雨漏りは補償対象になる可能性が高いです。
被害が分かったらすぐに写真を撮影し、できるだけ早く(3年以内に)申請しましょう。
A. 雨漏りの原因特定はプロでも難しい作業です。
なぜなら、水は建物内部を伝って思わぬ場所から滴り落ちるため、雨漏り箇所と原因箇所が離れていることが多いからです。
例えば、1階の天井から雨漏りしていても、原因は2階のベランダや屋根の場合があります。
自己判断で応急処置をすると、逆に被害が拡大するリスクもあるため、原因特定と根本的な修理は必ず専門業者に依頼しましょう。
A. 雨漏りを放置すると、以下のような深刻な被害が発生します:
- カビ・腐食:木材が腐り、建物の強度が低下
- シロアリの発生:湿った木材はシロアリの好物
- 天井の落下:水を含んだ天井材が落ちる危険
- 漏電・火災:電気配線が濡れて漏電や火災のリスク
- 健康被害:カビによるアレルギーや呼吸器疾患
- 修理費用の増大:被害が拡大すると数百万円の大工事に
雨漏りは放置すればするほど悪化します。少量の雨漏りでも、必ず早期に対処しましょう。
まとめ:夜間の雨漏りは冷静に対処し、信頼できる業者に相談を
夜間や深夜に突然の雨漏りが発生すると、誰でも慌ててしまうものです。しかし、冷静に状況を判断し、適切に対処することで、被害を最小限に抑えることができます。
🔑 この記事の重要ポイント
- まずは応急処置:バケツで水を受け、家財を移動、写真撮影
- 危険な症状は即連絡:大量の水、天井の膨らみ、電気設備の濡れ
- 信頼できる業者を選ぶ:24時間対応、料金明確、実績豊富
- 火災保険を活用:自然災害による雨漏りは保険適用の可能性大
- 相見積もりが重要:複数社を比較して適正価格で修理
- 予防が最重要:年1回の点検で突然のトラブルを防ぐ
雨漏りは放置すると確実に悪化します。カビや腐食が進行し、最悪の場合は建物の強度にも影響を及ぼします。
もし今まさに雨漏りでお困りなら、まずは24時間対応の雨漏り修理110番に相談してみましょう。経験豊富なスタッフが、適切なアドバイスと迅速な対応をしてくれます。
また、応急処置後の本格修理を検討する際は、タウンライフリフォームで複数社から見積もりを取ることをおすすめします。比較検討することで、20〜30%も費用を抑えられるケースがあります。
さらに、火災保険が使える可能性も忘れずに確認しましょう。台風や強風による雨漏りであれば、修理費用の全額または一部を保険でまかなえるかもしれません。
大切な我が家を守るために、雨漏りは早期発見・早期対処が何よりも重要です。定期的な点検とメンテナンスで、安心して暮らせる住環境を維持しましょう。



