土地なしから始める注文住宅|総費用の内訳と節約ポイント

土地なしから注文住宅を建てる人の割合と総費用

住宅金融支援機構のデータによると、注文住宅を建てる人の約60%が土地から購入しています。土地込みの注文住宅の全国平均総費用は約4,500万円ですが、地域や条件により大きく異なります。

  1. 首都圏:平均5,500万円(土地2,500万円+建物3,000万円)
  2. 近畿圏:平均4,800万円(土地2,000万円+建物2,800万円)
  3. 地方都市:平均3,800万円(土地1,200万円+建物2,600万円)

 

土地込み注文住宅の費用内訳を徹底解説

総費用の基本構

【総費用4,000万円の内訳例】
・土地代:1,500万円(37.5%)
・建物本体工事費:2,000万円(50%)
・付帯工事費:300万円(7.5%)
・諸費用:200万円(5%)

※地域や条件により比率は変動します

土地購入にかかる費用の詳細

土地代以外にも様々な費用が発生します。

  • 仲介手数料:土地価格の3%+6万円+消費税
  • 登記費用:15-30万円
  • 固定資産税清算金:数万円
  • 土地の測量費:30-50万円(必要な場合)
  • 地盤調査費:5-10万円
  • 農地転用費用:50-100万円(農地の場合)

建物にかかる費用の詳

【建物本体工事費に含まれるもの】
・基礎工事
・躯体工事
・屋根・外壁工事
・内装工事
・標準設備(キッチン、お風呂、トイレ)
・標準電気配線工事

付帯工事費の内訳

本体工事費に含まれない重要な工事費用です。

  • 外構工事:100-200万円
  • 地盤改良工事:50-200万円(必要な場合)
  • 解体工事:100-200万円(古家がある場合)
  • インフラ引込工事:50-100万円
  • 照明器具:20-50万円
  • カーテン・ブラインド:20-40万円
  • エアコン:50-100万円

諸費用の内訳

  • 住宅ローン関連費用:50-100万円
  • 火災保険・地震保険:30-50万円(10年分)
  • 登記費用:30-50万円
  • 印紙税:2-6万円
  • 引越し費用:20-50万円
  • 家具・家電購入費:50-150万円

 

土地探しから建築までの流れと期間

標準的なスケジュール

【土地なしから入居まで約1年半】
1-3ヶ月目:土地探し・建築会社選定
4ヶ月目:土地契約・建物プラン作成
5-6ヶ月目:建築確認申請・住宅ローン審査
7ヶ月目:建物請負契約・着工
8-12ヶ月目:建築工事
13ヶ月目:完成・引き渡し

土地探しと建築会社選びの順序

建築会社を先に決めてから土地を探す方が効率的です。理由は以下の通りです。

  1. 建築条件の確認:土地に建てられる建物の制限を事前にチェック
  2. 総予算の把握:建物費用を含めた資金計画が立てやすい
  3. 土地探しのサポート:建築会社の不動産部門や提携業者を活用
  4. スピード感:良い土地は即決が必要、事前準備が重要

 

土地選びで失敗しないための7つのチェックポイント

1. 建築制限を必ず確認

【確認すべき建築制限】
・用途地域(建ぺい率、容積率)
・高さ制限、斜線制限
・セットバック(道路後退)の有無
・建築協定、地区計画
・防火地域、準防火地域

2. インフラ整備状況

上下水道、ガス、電気の引き込み状況により、追加費用が大きく変わります。

3. 地盤の強度

  • ハザードマップで水害リスクを確認
  • 過去の地盤調査データを参照
  • 周辺の建物の基礎や塀のひび割れをチェック
  • 元々の土地利用状況(田んぼ、沼地など)を調査

4. 周辺環境と将来性

現在だけでなく、10年後、20年後を見据えた土地選びが重要です。

5. 道路との関係

接道義務(幅員4m以上の道路に2m以上接する)を満たしているか確認。

6. 隣地との境界

境界が明確でない土地はトラブルの元。境界標の有無を確認。

7. 災害リスク

洪水、土砂災害、地震、津波などのリスクをハザードマップで確認。

 

土地込み注文住宅で賢く節約する10の方法

土地代を抑える方法

  1. 駅から離れたエリアを選ぶ:徒歩15分以上で20-30%安い
  2. 旗竿地や変形地を狙う:整形地より15-25%安い
  3. 古家付き土地を購入:更地より安く、解体費補助がある場合も
  4. 市街化調整区域の隣接地:将来性と価格のバランスが良い

建物費用を抑える方法

  1. シンプルな形状にする:凹凸の少ない総2階建てが最も経済的
  2. 水回りを集約:配管工事費を削減
  3. 標準仕様を活用:オプションを最小限に
  4. 施主支給を検討:照明、カーテン、エアコンなど

諸費用を抑える方法

  1. 仲介手数料のない売主物件を選ぶ:3%+6万円の節約
  2. 火災保険を比較検討:ネット系保険で30-40%削減可能

 

土地込み注文住宅の資金計画例

ケース1:総予算3,500万円(地方都市)

・土地:80坪 800万円
・建物:延床32坪 2,200万円
・外構工事:150万円
・諸費用:350万円
・自己資金:500万円
・借入額:3,000万円
・月々返済:約7.8万円(変動0.5%、35年)

ケース2:総予算4,500万円(首都圏郊外)

・土地:60坪 1,800万円
・建物:延床35坪 2,300万円
・外構工事:200万円
・諸費用:200万円
・自己資金:700万円
・借入額:3,800万円
・月々返済:約9.9万円(変動0.5%、35年)

 

土地探しと建築を同時にサポートしてもら

 

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よくある質問

Q1. 土地を先に買ってしまうと損ですか?

必ずしも損ではありませんが、建築会社が決まっていないと、建物の配置や予算配分で苦労することがあります。できれば建築会社と相談しながら土地を選ぶことをおすすめします。

Q2. 土地のローンと建物のローンは別々に組むの?

土地先行融資やつなぎ融資を利用することで、一本化できます。金融機関により条件が異なるので、事前に確認が必要です。

Q3. 建築条件付き土地のメリット・デメリットは?

メリットは土地が相場より安いこと。デメリットは建築会社を選べないことです。プランの自由度も制限される場合があります。

Q4. 土地の値引き交渉はできますか?

売主の状況次第ですが、5-10%程度の値引きは可能な場合があります。長期間売れ残っている土地は交渉の余地があります。

Q5. 地盤改良が必要かどうかは事前にわかる?

正確には地盤調査をしないとわかりませんが、周辺の地盤データや過去の土地利用状況から、ある程度予測は可能です。

 

まとめ:土地なしからでも理想の注文住宅は実現できる

土地なしから始める注文住宅は、土地選びと建物計画を同時に進める必要があり、複雑に感じるかもしれません。しかし、適切な準備と信頼できるパートナーを見つければ、理想の家づくりは十分可能です。

  1. 総予算を明確にする:土地+建物+諸費用の総額で計画
  2. 建築会社を先に選ぶ:土地探しのサポートを受けられる
  3. 土地の条件を妥協する:完璧な土地はない、優先順位を決める
  4. 資金計画に余裕を持つ:予期せぬ費用に対応できるように
  5. プロのアドバイスを活用:専門家の知識で失敗を防ぐ

土地探しから建築まで、トータルでサポートしてくれる建築会社を見つけることが、成功への近道です。まずは複数の会社に相談して、あなたに最適なパートナーを見つけましょう。

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