
年収400万円で住宅ローン…本当に返済できるか不安ですよね
「年収400万円で3000万円の住宅ローンって、無謀でしょうか…」
「毎月の返済、本当にやっていけるか不安で眠れません」
「子どもの教育費とローン返済、両立できるか心配です」
そんな不安を抱えていませんか?
実は、住宅ローンを検討している人の90.1%が「返済に不安を感じている」というデータがあります。特に年収400万円台の方は、「この年収でマイホームを持っていいのか」という不安が大きいようです。
でも安心してください。年収400万円でも、適切な資金計画を立てれば、無理なく住宅ローンを返済できます。
この記事では、住宅ローンアドバイザーとして1,500組以上の資金計画をサポートしてきた経験から、年収400万円で実際にマイホームを購入した方の実例と、失敗しないためのポイントをお伝えします。
- 年収400万円で住宅ローンを組んだ5家族のリアルな体験談
- 無理なく返済できる借入額の目安
- 月々の返済額シミュレーション
- 年収400万円で失敗しないための5つのポイント
- 審査に通りやすくなる方法
【実例】年収400万円で住宅ローンを組んだ5家族の現実

まずは、実際に年収400万円台で住宅ローンを組んだ方の事例をご紹介します。成功例も失敗例も、包み隠さずお伝えします。
ケース1:無理のない返済で成功した佐藤さん(38歳・年収420万円)
家族構成:妻(パート)、子ども2人(小学生)
借入額:2,400万円
月々の返済額:68,000円(35年ローン・金利0.5%)
頭金:300万円
佐藤さんの声:
「銀行は3,000万円まで貸してくれると言われましたが、FPに相談して2,400万円に抑えました。毎月の返済は7万円以内。家賃を払っていた時とほぼ同じなので、生活は苦しくありません。妻のパート代も貯金に回せています」
成功のポイント:
- 銀行の審査上限ではなく、「返せる金額」で借りた
- 月々の返済額を手取り月収の25%以内に抑えた
- 頭金を貯めてから購入した
ケース2:返済に苦しんでいる田中さん(35歳・年収380万円)
家族構成:妻(専業主婦)、子ども1人(幼稚園)
借入額:3,200万円
月々の返済額:91,000円(35年ローン・金利0.6%)
頭金:なし
田中さんの声:
「営業マンに『皆さんこれくらい借りてますよ』と言われて、3,200万円借りました。でも、月9万円の返済はキツイです。子どもの習い事も我慢させているし、外食もほとんどできない。ボーナスも全部返済に消えます…」
失敗のポイント:
- 銀行が貸してくれる上限で借りてしまった
- 月々の返済額が手取り月収の35%を超えている
- 頭金なしで借入額が大きくなった
- 将来の教育費を考慮していなかった
ケース3:共働きで余裕を持って返済している鈴木さん(32歳・年収400万円)
家族構成:妻(正社員・年収350万円)、子どもなし
借入額:3,500万円
月々の返済額:99,000円(35年ローン・金利0.5%)
頭金:500万円
鈴木さんの声:
「夫婦で収入合算したので、世帯年収750万円。返済は主に私の収入から出して、妻の収入は貯金に回しています。将来子どもができても、妻が育休を取る間は貯金で対応できる計算です」
成功のポイント:
- 夫婦の収入を合算して借入額を増やした
- 片方の収入だけで返せる返済額に設定
- 将来のリスク(妻の育休・退職)を考慮した
ケース4:ボーナス払いで失敗した山田さん(40歳・年収410万円)
家族構成:妻(パート)、子ども2人(中学生・小学生)
借入額:2,800万円
月々の返済額:55,000円 + ボーナス払い年2回(各15万円)
頭金:200万円
山田さんの声:
「月々の返済を減らすためにボーナス払いを設定しました。でも、会社の業績が悪化してボーナスがカットされた年があり、本当に焦りました。子どもの塾代も増えて、貯金を切り崩す月もあります」
失敗のポイント:
- ボーナスの変動リスクを考慮していなかった
- 子どもの教育費が増える時期を見誤った
ケース5:中古住宅で成功した高橋さん(36歳・年収390万円)
家族構成:妻(パート)、子ども1人(保育園)
借入額:1,800万円
月々の返済額:51,000円(35年ローン・金利0.5%)
頭金:200万円
高橋さんの声:
「新築にこだわらず、築15年の中古住宅を購入しました。借入額を抑えられたので、月5万円の返済で済んでいます。リフォーム代300万円は別途かかりましたが、それでも新築より安く済みました」
成功のポイント:
- 新築ではなく中古住宅を選択
- 借入額を大幅に抑えられた
- 月々の返済負担が軽い
年収400万円で無理なく返せる借入額はいくら?

実例を見て、「じゃあ、自分はいくらまで借りられるの?」と思いましたよね。
ここで重要なのは、「借りられる金額」ではなく「無理なく返せる金額」です。
基本的な計算方法
手取り年収:約320万円(税金・社会保険料を引いた額)
手取り月収:約26.7万円
理想的な返済額:手取り月収の20〜25%
→ 月々5.3万円〜6.7万円
この返済額で計算すると、借入可能額は以下のようになります:
月々の返済額別・借入可能額(35年ローン・金利0.5%の場合)
- 月5万円の返済 → 借入額 約1,760万円
- 月6万円の返済 → 借入額 約2,110万円
- 月7万円の返済 → 借入額 約2,460万円
- 月8万円の返済 → 借入額 約2,810万円
あなたに合った借入額の計算方法
- 現在の家賃を確認する
今払っている家賃と同じくらいなら、生活レベルを変えずに返済できます - 将来の支出増を考慮する
子どもの教育費、車の買い替え、親の介護など - 貯金できる余裕を残す
月2〜3万円は貯金に回せる余裕を持ちましょう - ボーナス払いは設定しない
ボーナスは不確定。月々の返済だけで完結させるのが安全
【シミュレーション】年収400万円、月々いくら返済?
具体的なシミュレーションを見てみましょう。
パターン1:借入額2,400万円の場合(推奨)
- 借入額:2,400万円
- 返済期間:35年
- 金利:0.5%(変動金利)
- 返済方法:元利均等返済
月々の返済額:約68,000円
年間返済額:約816,000円
総返済額:約2,856万円
手取り月収に占める割合:25.5%
→ 無理のない範囲内
パターン2:借入額3,000万円の場合(要注意)
- 借入額:3,000万円
- 返済期間:35年
- 金利:0.5%(変動金利)
- 返済方法:元利均等返済
月々の返済額:約85,000円
年間返済額:約1,020,000円
総返済額:約3,570万円
手取り月収に占める割合:31.8%
→ ギリギリ。余裕がない
パターン3:借入額3,500万円の場合(危険)
- 借入額:3,500万円
- 返済期間:35年
- 金利:0.5%(変動金利)
- 返済方法:元利均等返済
月々の返済額:約99,000円
年間返済額:約1,188,000円
総返済額:約4,158万円
手取り月収に占める割合:37.1%
→ 危険。生活が苦しくなる可能性大
変動金利の場合、金利が1%上がると月々の返済額は以下のように増えます:
・2,400万円の場合:68,000円 → 約78,000円(+1万円)
・3,000万円の場合:85,000円 → 約98,000円(+1.3万円)
・3,500万円の場合:99,000円 → 約114,000円(+1.5万円)
年収400万円で住宅ローンを組む前に知っておくべき5つのこ

1. 住宅ローン以外にかかるお金を忘れずに
家を買うと、住宅ローン以外にも以下の費用がかかります:
- 固定資産税:年間10〜15万円
- 火災保険・地震保険:年間3〜5万円
- 修繕費:10年で100〜200万円(一戸建ての場合)
- 管理費・修繕積立金:月2〜3万円(マンションの場合)
これらを合計すると、月々2〜3万円は別途必要になります。
2. 頭金は最低でも物件価格の10%以上用意する
頭金ゼロでも住宅ローンは組めますが、以下の理由から頭金は用意すべきです:
- 借入額が減り、月々の返済額が減る
- 金利が優遇される場合がある
- 審査に通りやすくなる
- 返済総額が大幅に減る
例:3,000万円の物件を買う場合
頭金300万円を入れれば、借入額は2,700万円で済みます。月々の返済額は約7.7万円(頭金なしなら8.5万円)。月8,000円の差は、35年で336万円の差になります。
3. 変動金利か固定金利か、慎重に選ぶ
年収400万円の場合、金利上昇リスクを考えると固定金利の方が安心です。
メリット:金利が低い(0.3〜0.5%程度)
デメリット:金利が上がると返済額も上がる。余裕がない場合は危険
固定金利のメリット・デメリット
メリット:返済額が変わらないので安心。ライフプランが立てやすい
デメリット:金利が高い(1.0〜1.5%程度)
余裕がない場合は、多少金利が高くても固定金利で「返済額が確定する安心感」を買うことをお勧めします。
4. 年収が上がる見込みがあるかを考える
30代前半なら、今後年収が上がる可能性があります。でも、年収が上がる保証はありません。
「将来年収が上がるから大丈夫」と思って無理な借入をするのは危険です。今の年収で無理なく返せる金額で借りましょう。
5. 万が一に備えて団信(団体信用生命保険)に加入する
団信に加入すると、あなたが亡くなった場合や高度障害になった場合、住宅ローンの残債がゼロになります。
年収400万円の場合、団信は絶対に加入すべきです。家族を守るための必須保険です。
年収400万円の住宅ローン審査、通りやすくする5つのポイント

「年収400万円だと審査に通らないのでは…」と心配していませんか?
安心してください。年収400万円でも審査に通る方法はあります。
- 借入希望額を抑える
年収の5〜6倍以内(2,000〜2,400万円)なら審査に通りやすい - 頭金を多めに用意する
物件価格の20%以上あると信用度が上がる - 他のローンを完済しておく
車のローン、カードローンなどは事前に完済 - クレジットカードの延滞をしない
過去の延滞歴は審査に影響します - 勤続年数が3年以上になってから申し込む
転職直後は審査に不利になります
複数のハウスメーカーから見積もりを取って比較しよう
住宅ローンの不安を解消するには、複数のハウスメーカーから見積もりを取って、総費用を比較することが重要です。
同じ予算でも、ハウスメーカーによって建物のグレードや性能が大きく変わります。
タウンライフ家づくり

- 年収400万円で予算内に収まるか不安
- 複数のハウスメーカーを比較したい
- 自分の予算で何が建てられるか知りたい
- 住宅展示場を回る時間がない
- 資金計画を含めて提案してほしい
サービス内容:
- 完全無料で利用可能
- 複数社から間取りプランが届く
- 資金計画・見積もり比較
- 土地探しのサポート
- 全国1,180社以上のハウスメーカー・工務店が対応
利用者の声:
「年収400万円で不安でしたが、複数社から提案をもらって比較できました。同じ予算でもこんなに違うのかと驚きました」(30代男性)
資金計画の相談は専門家に任せるのが確実
「自分で計算してもよく分からない…」
「本当にこの借入額で大丈夫か不安…」
そう思ったら、プロに相談することをお勧めします。
家づくり相談所では、住宅ローンアドバイザーやファイナンシャルプランナーが、あなたの家計状況に合わせた資金計画を一緒に考えてくれます。
家づくり相談所

- 年収400万円で本当に返済できるか不安
- 借入額をいくらにすべきか分からない
- 変動金利と固定金利、どちらを選ぶべきか迷っている
- 将来の教育費・生活費とのバランスが心配
- 住宅ローン審査に通るか不安
サービス内容:
- 初回相談無料(60分)
- 家計診断と無理のない借入額の提案
- 住宅ローンの金利・返済方法のアドバイス
- ライフプランシミュレーション
- 住宅ローン審査のサポート
相談者の声:
「銀行では『3,000万円まで貸せます』と言われましたが、FPに相談したら『年収400万円なら2,400万円が安全』とアドバイスされました。おかげで無理のない返済ができています」(35歳男性)
- 中立的な立場:特定のハウスメーカーの利益ではなく、あなたの利益を最優先
- 専門知識:住宅ローンアドバイザー・FPの資格保有者が対応
- トータルサポート:資金計画から土地探し、ハウスメーカー選びまで
- 無料or低価格:初回相談は無料、継続サポートも数万円程度
「数万円の相談料で、何百万円の失敗を防げる」と考えれば、非常にコスパの良い投資です。
よくある質問(Q&A)
まとめ:年収400万円でも、適切な計画があれば夢のマイホームは実現できる
年収400万円で住宅ローンを組むことに不安を感じるのは当然です。
でも、適切な資金計画を立てれば、無理なく返済しながらマイホームを持つことができます。
この記事でお伝えした重要なポイントをおさらいしましょう:
- 借入額は2,000〜2,500万円が安全圏
銀行が貸してくれる金額ではなく、無理なく返せる金額で借りる - 月々の返済は手取り月収の25%以内
年収400万円なら月6.7万円以内が理想 - 頭金は最低10%、できれば20%用意する
借入額を減らし、総返済額を大幅に削減 - ボーナス払いは設定しない
月々の返済だけで完結させる - プロに相談して資金計画を立てる
一人で悩まず、専門家の力を借りる
実際に年収400万円台で住宅ローンを組み、無理なく返済している人はたくさんいます。大切なのは、「自分に合った無理のない計画」を立てることです。
もし少しでも不安があるなら、一人で悩まずにプロに相談してください。
数万円の相談料で、何百万円の失敗を防げます。そして何より、安心してマイホームでの生活をスタートできます。
あなたの夢のマイホーム実現を、心から応援しています。
※初回相談は無料です。まずは気軽にご相談ください。
※完全無料で利用可能。しつこい営業はありません。




