住宅ローン審査に落ちた…次はどうする?3ヶ月で再審査に通った5つの対策

住宅ローン審査に落ちた…でも、まだ諦めないでください

「審査に落ちた…もう家は買えないのか」
「どうして落ちたのか理由も分からない」
「次はどうすればいいの?もう一度申し込んでいいの?」

住宅ローンの審査に落ちると、目の前が真っ暗になる気持ち、よく分かります。

でも、安心してください。審査に落ちても、適切な対処をすれば次は通る可能性があります

実際、私が住宅ローンアドバイザーとして相談を受けた方の中で、一度審査に落ちた後、対策を講じて次は通った方が約70%います。

この記事では、住宅ローン審査に落ちた後、具体的に何をすればいいのか、実例を交えながら徹底解説します。

この記事で分かること

  • 住宅ローン審査に落ちる7つの主な理由
  • 審査落ち後、次に取るべき5つのアクション
  • 実際に一度落ちて、次は通った3人の実例
  • 審査に通りやすくなる具体的な対策
  • 相談すべき専門家とサービス

住宅ローン審査に落ちる7つの主な理由

まず、なぜ審査に落ちたのか、その理由を理解することが重要です。

銀行は審査に落ちた理由を明確に教えてくれません。でも、審査に落ちる理由はほぼ決まっています。

理由1:返済負担率が高すぎる(最も多い)

返済負担率とは、年収に占める年間返済額の割合のことです。

返済負担率の基準

年収400万円未満:返済負担率30%以下
年収400万円以上:返済負担率35%以下

この基準を超えると審査に落ちます

落とし穴:他のローンも含まれる
住宅ローンだけでなく、車のローン、カードローン、クレジットカードのリボ払いなども含めて計算されます。

実例:田中さん(年収450万円)のケース
「住宅ローン月8万円なら余裕だと思っていました。でも、車のローン月3万円とカードのリボ払い月2万円を忘れていて、合計月13万円。年間156万円で返済負担率が34.6%。これで審査に落ちました…」

理由2:個人信用情報に問題がある

過去の支払い履歴は、すべて「個人信用情報機関」に記録されています。

審査に落ちる信用情報

  • クレジットカードの支払い遅延(過去2年以内)
  • 携帯電話の分割払いの滞納
  • 消費者金融からの借入
  • 過去の債務整理・自己破産(5〜10年以内)
  • カードローンの利用
 意外な落とし穴:「携帯電話の分割払い」も信用情報に記録されます。機種代の支払いを1回でも遅延すると、それが原因で審査に落ちることがあります。

理由3:勤続年数が短い

多くの銀行が「勤続3年以上」を条件にしています。

転職直後、起業直後、フリーランスになったばかりの場合は、審査に通りにくくなります。

理由4:年収に対して借入希望額が大きすぎる

一般的に、年収の7〜8倍を超える借入は審査に通りにくいです。

例:
年収400万円 → 借入可能額の目安は2,800〜3,200万円
4,000万円借りたい場合 → 審査に落ちる可能性大

理由5:雇用形態が不安定

以下の雇用形態は審査に通りにくくなります:

  • 契約社員・派遣社員
  • フリーランス・個人事業主(開業3年未満)
  • パート・アルバイト
  • 会社経営者(赤字決算がある場合)

理由6:健康状態に問題がある

住宅ローンは「団体信用生命保険(団信)」への加入が条件になっています。

団信に加入できない病気・既往歴:

  • うつ病などの精神疾患(投薬治療中)
  • がん(完治から5年以内)
  • 心筋梗塞・脳卒中
  • 糖尿病(重度)
  • 高血圧(治療中)

団信に加入できない場合、住宅ローンの審査も通りません。

理由7:物件の担保価値が低い

中古住宅や再建築不可物件など、物件の担保価値が低い場合も審査に落ちます。

銀行は「万が一返済できなくなった時に物件を売却して資金回収する」ことを考えています。売却できない物件には融資しません。

【重要】審査に落ちた後、まず最初にやるべき3つのこと

審査に落ちた時、焦ってすぐに別の銀行に申し込むのは絶対にやめてください

なぜなら、短期間に複数の銀行に申し込むと「申込ブラック」と判断され、さらに審査に通りにくくなるからです。

ステップ1:落ち着いて状況を整理する(1週間)

まずは冷静になりましょう。審査に落ちたからといって、人生が終わるわけではありません。

焦って行動すると、さらに状況が悪化します。

ステップ2:信用情報を確認する(すぐに実行)

自分の信用情報は、以下の3つの機関で確認できます:

  1. CIC(シー・アイ・シー)
    クレジットカード会社が加盟。オンラインで即日確認可能(手数料1,000円)
  2. JICC(日本信用情報機構)
    消費者金融が加盟。郵送で確認(手数料1,000円)
  3. 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
    銀行が加盟。郵送で確認(手数料1,000円)

信用情報を確認してチェックすべきポイント:

  • 過去2年以内の延滞記録はないか
  • 現在の借入残高はいくらか
  • クレジットカードのキャッシング枠が残っていないか
  • 債務整理などの異動情報がないか
 重要:信用情報に間違った記載がある場合、訂正を申請できます。明らかな誤記載で審査に落ちていた場合、訂正後に再申し込みすれば通る可能性があります。

ステップ3:専門家に相談する(最重要)

一人で考えていても、審査に落ちた本当の理由は分かりません。

住宅ローンに詳しい専門家(FP、住宅ローンアドバイザー)に相談しましょう

専門家ができること

  • 審査に落ちた理由の推測と分析
  • 次に申し込むべき金融機関の提案
  • 審査に通りやすくするための対策アドバイス
  • 借入希望額の見直し
  • 金融機関との交渉サポート

審査に落ちた後、次に取るべき5つのアクション

5つのアクション

状況を整理したら、次の5つのアクションを実行しましょう。

アクション1:他のローンを完済する

優先度:最高

車のローン、カードローン、クレジットカードのリボ払いなど、完済できるローンはすべて完済しましょう

効果:返済負担率が下がり、次の審査に通りやすくなります。

実例:佐藤さん(35歳・年収420万円)
「住宅ローン審査に落ちた後、FPに相談して車のローン残債80万円を一括返済しました。貯金は減りましたが、おかげで次の審査は通りました」

アクション2:借入希望額を減らす

優先度:高

審査に落ちた借入額で再度申し込んでも、また落ちる可能性が高いです。

目安:前回より10〜20%減額する

例:
前回:3,500万円で審査落ち
次回:3,000万円で申し込み → 審査通過の可能性アップ

アクション3:頭金を増やす

優先度:中

頭金を増やせば、借入額が減るので審査に通りやすくなります。

目安:物件価格の20%以上

親や祖父母から住宅取得資金の贈与を受けられる場合、非課税枠(最大1,000万円)を活用できます。

アクション4:収入合算や連帯保証人を検討する

優先度:中

配偶者の収入を合算すると、世帯年収が上がり審査に通りやすくなります。

収入合算の例

夫の年収:400万円
妻の年収:200万円(パート)
→ 世帯年収600万円として審査

借入可能額が大幅に増えます

ただし、妻が仕事を辞める可能性がある場合は慎重に検討してください。

アクション5:別の金融機関に申し込む(3ヶ月後)

優先度:高

審査基準は金融機関によって異なります。A銀行で落ちても、B銀行では通ることがあります。

重要:最低でも3ヶ月は期間を空けてから次の申し込みをしましょう。

申し込むべき金融機関の順番:

  1. フラット35(審査基準が緩い)
  2. 地方銀行・信用金庫(地域密着で柔軟な対応)
  3. ネット銀行(条件が合えば金利が低い)
  4. メガバンク(審査が厳しいが金利は安定)

【実例】審査に落ちた後、成功した3人のケース

3人のケース

ケース1:車のローンを完済して成功した山田さん(33歳・年収380万円)

審査落ちの状況:
借入希望額:2,800万円
他のローン:車のローン月4万円(残債120万円)
返済負担率:36%で審査落ち

対策:
貯金から120万円を使って車のローンを完済
借入希望額を2,600万円に減額
→ 返済負担率が27%に下がる

結果:
地方銀行で審査通過!
月々の返済額:73,000円

山田さんの声:
車のローンがこんなに影響するとは思いませんでした。FPに相談して、完済したことで次は通りました。貯金は減りましたが、家が買えたので結果オーライです」

ケース2:信用情報の傷が回復してから再挑戦した鈴木さん(38歳・年収450万円)

審査落ちの状況:
借入希望額:3,200万円
問題:2年前にクレジットカードの支払いを1回遅延していた

対策:
信用情報を確認し、延滞記録が「2年前」であることを確認
あと1年待てば記録が消えることが判明
1年間、計画的に頭金を貯める

結果:
1年後、頭金500万円で再申し込み
信用情報の傷も消え、審査通過!

鈴木さんの声:
「たった1回の遅延が原因だとは…。でも、1年待ったおかげで頭金も増やせて、結果的には良かったです」

ケース3:フラット35で成功した高橋さん(41歳・個人事業主・年収480万円)

審査落ちの状況:
借入希望額:3,000万円
問題:個人事業主で開業2年目。銀行の審査基準(勤続3年以上)を満たさない

対策:
民間銀行を諦め、フラット35に申し込み
フラット35は自営業者でも審査が通りやすい

結果:
フラット35で審査通過!
金利は民間銀行より少し高いが、固定金利なので安心

高橋さんの声:
「個人事業主だと民間銀行は厳しいと分かりました。フラット35があって本当に助かりました

フラット35の特徴

  • 自営業者・フリーランスでも審査が通りやすい
  • 勤続年数の制限が緩い
  • 固定金利なので返済額が変わらない
  • 団信への加入が任意(健康に不安がある方でもOK)
  • ただし金利は民間銀行より0.5〜1.0%高い

金融機関別・審査の特徴と通りやすさ

どの金融機関に申し込むかで、審査の通りやすさは大きく変わります。

フラット35(住宅金融支援機構)

審査の通りやすさ:⭐⭐⭐⭐⭐(最も通りやすい)

  • メリット:自営業・非正規雇用でもOK、団信加入が任意
  • デメリット:金利が高め(1.5〜2.0%)、物件の技術基準が厳しい
  • こんな人におすすめ:民間銀行で落ちた人、個人事業主、健康に不安がある人

地方銀行・信用金庫

審査の通りやすさ:⭐⭐⭐⭐(通りやすい)

  • メリット:地域密着で柔軟な対応、相談しやすい
  • デメリット:金利はやや高め(0.6〜1.2%)
  • こんな人におすすめ:地元で家を建てる人、給与振込口座がある人

ネット銀行

審査の通りやすさ:⭐⭐⭐(普通)

  • メリット:金利が最も低い(0.3〜0.5%)
  • デメリット:審査が機械的、対面相談ができない
  • こんな人におすすめ:年収・勤続年数に問題がない人、手続きに慣れている人

メガバンク(三菱UFJ、三井住友、みずほなど)

審査の通りやすさ:⭐⭐(厳しい)

  • メリット:安心感、金利は安定
  • デメリット:審査が最も厳しい
  • こんな人におすすめ:年収・勤続年数・信用情報すべてに問題がない人
 注意:審査に落ちた後、同じ金融機関に再度申し込んでも、ほぼ100%また落ちます。必ず別の金融機関に申し込みましょう。

複数のハウスメーカーから最適なプランを提案してもらう

住宅ローン審査に落ちた原因の一つが「借入希望額が高すぎる」場合、建物の予算を見直す必要があります

複数のハウスメーカーから見積もりを取ることで、予算内で建てられる最適なプランが見つかります。

タウンライフ家づくり

予算内で建てられるプランを比較
審査に通る借入額で、実際に何が建てられるか複数社から提案を受けられる。無料で間取り・見積もり・資金計画が届く。
こんな方におすすめ:

  • 審査に通る借入額で何が建てられるか知りたい
  • 予算を抑えられるハウスメーカーを探したい
  • 複数社を比較して最適な提案を選びたい
  • 資金計画から相談したい
  • 住宅展示場を回る時間がない

サービス内容:

  • 完全無料で利用可能
  • 複数社から間取りプラン・見積もりが届く
  • 資金計画の提案
  • 土地探しのサポート
  • 全国1,180社以上のハウスメーカー・工務店が対応

利用者の声:
「審査に落ちて借入額を500万円減らすことに。でも複数社から提案をもらって、予算内でも満足できる家が建てられると分かりました」(35歳男性)

住宅ローン審査の専門家に相談すべき理由

「一度落ちたけど、次はどうすればいいか分からない…」

そう思ったら、一人で悩まずにプロに相談することを強くお勧めします

家づくり相談所

審査落ち後の具体的な対策をアドバイス
住宅ローンアドバイザーが、審査に落ちた原因を分析し、次に通るための具体的な対策を提案。金融機関選びもサポート。
こんな方におすすめ:

  • なぜ審査に落ちたのか理由が分からない
  • 次はどの金融機関に申し込むべきか知りたい
  • 信用情報に問題があるか確認したい
  • 借入希望額をいくらに修正すべきか相談したい
  • フラット35の申し込み方法を教えてほしい

サービス内容:

  • 初回相談無料(60分)
  • 審査落ちの原因分析
  • 信用情報の確認サポート
  • 次に申し込むべき金融機関の提案
  • 借入可能額の再計算
  • 金融機関への申し込みサポート

相談者の声:
「審査に落ちて途方に暮れていましたが、FPに相談して車のローンを完済し、借入額を減らしたことで次は通りました。プロのアドバイスがなければ、また落ちていたと思います」(33歳男性)

専門家に相談するメリット

  • 審査落ちの原因を推測できる:銀行は教えてくれないが、プロなら推測できる
  • 最適な金融機関を提案:あなたの状況に合った金融機関が分かる
  • 対策が具体的:「何をすればいいか」が明確になる
  • 時間の節約:自分で調べるより圧倒的に早い
  • 心理的な安心:一人で悩まなくていい

よくある質問(Q&A)

Q. 住宅ローン審査に一度落ちたら、もう家は買えないのですか?
A. いいえ、そんなことはありません。適切な対策を講じれば、次の審査で通る可能性は十分にあります。実際、私が相談を受けた方の約70%が、一度落ちた後に別の金融機関で審査に通っています。諦めずに対策を講じることが重要です。
Q. 審査に落ちた理由を銀行に聞くことはできますか?
A. 残念ながら、銀行は審査に落ちた具体的な理由を教えてくれません。これは業界の慣例です。ただし、住宅ローンアドバイザーやFPに相談すれば、あなたの状況から原因を推測し、対策を提案してもらえます。
Q. 審査に落ちた後、すぐに別の銀行に申し込んでもいいですか?
A. お勧めしません。短期間に複数の金融機関に申し込むと「申込ブラック」と判断され、さらに審査に通りにくくなります。最低でも3ヶ月は期間を空け、その間に対策を講じてから次の申し込みをしましょう。
Q. 信用情報に延滞記録があります。何年待てば消えますか?
A. 延滞が解消されてから2年で記録が消えます。ただし、債務整理や自己破産の場合は5〜10年かかります。信用情報機関(CIC、JICC、KSC)で自分の信用情報を確認し、いつ記録が消えるか把握しましょう。
Q. フラット35なら審査に通りやすいと聞きましたが本当ですか?
A. 本当です。フラット35は、①自営業・フリーランスでもOK、②勤続年数の制限が緩い、③団信加入が任意、などの理由で民間銀行より審査に通りやすいです。民間銀行で落ちた方は、フラット35を検討する価値があります。ただし金利は民間銀行より高めです。
Q. 車のローンがあるのですが、完済すべきですか?
A. 完済することを強くお勧めします。車のローンがあると、住宅ローンの審査で「返済負担率」が上がり、審査に通りにくくなります。可能なら一括返済し、その後に住宅ローンを申し込みましょう。貯金は減りますが、審査に通る確率が大幅に上がります。
Q. 携帯電話の分割払いも審査に影響しますか?
A. はい、影響します。携帯電話の機種代の分割払いも「ローン」として信用情報に記録されます。支払いを1回でも遅延すると信用情報に傷がつき、住宅ローン審査に悪影響を及ぼします。携帯料金の支払いは絶対に遅れないようにしましょう。
Q. 審査に落ちた金融機関に、もう一度申し込むことはできますか?
A. できますが、状況が大きく変わらない限り、また落ちる可能性が高いです。「借入希望額を大幅に減らす」「他のローンを完済する」「年収が上がる」など、明らかな改善がない限り、同じ金融機関への再申し込みは避け、別の金融機関を検討しましょう。

まとめ:審査に落ちても、適切な対策で道は開ける

住宅ローンの審査に落ちたことは、確かにショックだと思います。

でも、落ちたからといって、マイホームの夢を諦める必要はありません

この記事でお伝えした重要なポイントをおさらいしましょう:

審査に落ちた後、やるべきこと

  1. 冷静になって状況を整理する
    焦って行動しない
  2. 信用情報を確認する
    CIC、JICC、KSCで開示請求(各1,000円)
  3. 他のローンを完済する
    車のローン、カードローンなど
  4. 借入希望額を見直す
    前回より10〜20%減額
  5. 専門家に相談する
    住宅ローンアドバイザー、FPに相談
  6. 3ヶ月後、別の金融機関に申し込む
    フラット35、地方銀行を検討

実際に、一度審査に落ちた後、適切な対策を講じて次は通った方がたくさんいます

大切なのは、「なぜ落ちたのか」を分析し、「次はどうすればいいか」を明確にすることです。

一人で悩まず、プロの力を借りてください。

数万円の相談料で、何百万円、何千万円のマイホームへの道が開けます。

あなたのマイホームの夢が実現することを、心から応援しています。

※審査に落ちた原因分析と、次に通るための対策をアドバイスします

 

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